コモドカフェ店長・髙坂由倫(こうさか ゆり)さんインタビュー

髙坂
カフェをやりたいと思い立ってから、福山市内の物件をいろいろ見て回りました。
ですが、なかなか自分のイメージにぴったりくる物件がなかったんです。
こちらの建物を紹介されたとき、屋根の形や「平屋」という条件が思い描いていたものと重なって、直感で「ここにしよう」と決めました。
もともとは昔ながらの喫茶店だったようです。
ゲーム機があったり、壁の色もピンクだったんですよ(笑)
尾道の工務店さんに相談しながら、私のイメージをうまく具現化してカフェに造り替えてもらいました。
髙坂
コモドはイタリア語の「comodo」という言葉からとりました。
「快適な」「気楽に」という意味があります。
お客様に、快適でくつろげる空間にしたい、というコンセプトや願いを込めて名前にしました。
解放感があり、時間を忘れてゆっくりと過ごしてもらえるようなお店を造れたらなぁと思ったんです。

髙坂
いえ、まったくそういうことではないんです。
ただ私自身がひとりでのんびりと本を読んだり、くつろぐことが好きだったんですね。
コーヒーも好きだったので、なんとなく自分のお気に入りの空間を考えていたらカフェをやりたくなったんです。
少し学校に通ったりもしましたが、初めのころは3か月持てばいいかなぁ、なんて思っていたんですよ。
妹も一緒に手伝ってくれて、今までお店が続けられたことは本当にありがたいですね。
髙坂
モーニングとランチは、新鮮な野菜をたっぷり使っています。
もともと私は沼隈町(ぬまくまちょう)の出身なんです。
両親が畑で野菜作りをしているので、実家の自家菜園でとれた野菜を中心に、季節の野菜を提供しています。
ランチはなるべく作り置きはせず、その日にできたおかずを出しています。
品数が多いので、朝から妹と一緒におかずの仕込みに追われていますが(笑)、楽しいですよ。
髙坂
そうですね、2020年4月中旬から約1か月ほど臨時休業にしていました。
その間は新しいスイーツ(スポンジケーキ ベリーとあんこ)を考えたりしていましたね。
おかげさまでお客様にも好評で、1番人気のスイーツになりました。
営業を再開しても、しばらくはお客様が少なかったのですが、だんだん戻ってきてもらえているな、と感じています。
開店当初はご年配のかたや、主婦のかたが多かったのですが、最近は若いお客様も増えてきて、いろいろな年齢層のかたにご来店いただけることがうれしいです。
これからも、毎日の積み重ねです。できることをできる範囲で頑張っていきたいですね。
おわりに

コモドカフェ店長、髙坂さんのお話を聞きながら、本当に名前の通りの素敵なカフェだなぁと感じました。
お店のなか全体に、爽やかで優しい風が吹いているようで、心の底かほぐれるような心地よさ。
こうして記事を書いているあいだにも、あの素敵な空間を思い出しています。
お店の雰囲気やメニューはもちろんですが、髙坂さん姉妹の優しいお人柄に癒されるお客さんも多いのではないでしょうか。
わざわざ、コモドカフェのモーニングを目指してドライブをする。
そんな素敵で楽しい休日が、これから我が家の定番になりそうです。
comodo cafe コモドカフェのデータ

名前 | comodo cafe コモドカフェ |
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住所 | 広島県福山市大門町津之下336-3 |
電話番号 | 084-975-2560 |
駐車場 | あり 店前4台、店後ろ4台、店向かいの更地2台 |
営業時間 | 午前9時~午後6時(ラストオーダー午後5時) モーニング:午前9時~11時 ランチ:午前11時~午後2時 カフェ:午後2時~午後6時 |
定休日 | 月、日 |
支払い方法 |
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予約の可否 | 可 |
座席 | 全23席 テーブル席:4×4、3×1、2×1 カウンター席:2 |
タバコ | 完全禁煙 |
トイレ | 洋式トイレ |
子育て | 子ども用イスあり |
バリアフリー | |
ホームページ | コモドカフェ:Facebook |