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books & gallery 羅秀夢(ラシューム)  〜 築約70年の住宅をリノベーションして誕生した、人と本、さまざまなものが出会う「拠点」

books & gallery 羅秀夢(ラシューム) 〜 築約70年の住宅をリノベーションして誕生した、人と本、さまざまなものが出会う「拠点」

買っとこ / 2021.02.03

福山市沖野上町にある「books & gallery 羅秀夢」。

もともと中学校の教員をしていた代表の池田秀志さんが、「本に関わる仕事がしたい」と思いたち、退職後の2017年1月にお店をオープンさせました。

羅秀夢のコンセプトは「つどうことから何かが始まる拠点」「多くの人が出会い、お互いの想いを尊重し共有できる拠点」です。

グループで絵本をシェアする「絵本の樹」や、講演会、絵画の個展、落語や演芸まで幅広いイベントが開催されています。

お店のコンセプトどおり、絵本をベースにいろいろな人が集う場所、”拠点”になっているのです。

ギャラリーと本屋である、羅秀夢を紹介します。

記載されている内容は、2021年2月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。

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築約70年の住宅をリノベーションして開業したbooks & ギャラリー 羅秀夢

books & gallery 羅秀夢(ラシューム:lashume、以下・羅秀夢)は、福山駅から少し離れた沖野上町にあります。

本屋兼ギャラリーがあるようには思えない、住宅街にお店があるのです。

大きな通りから一本道を入ると、おしゃれな外観の店舗が見えます。

羅秀夢 外観

店舗は、池田さんの父親が大工と一緒に建てたものです。

一時空き家になっていましたが、池田さんが羅秀夢を始めるにあたって引き継ぎ、リノベーションし開業しました。

リノベーションや家具などはすべて三原市「サクラサク」に依頼し、池田さんのコンセプト通りの空間が広がっています。

手作り感のある隠れ家といった感じで、くつろげる居心地のいい場所です。

たくさんの本と出会うことができる場所

お店のなかに入ると、まず目に入ってくるのが本棚に並ぶたくさんの本。

羅秀夢 入り口 本棚

本棚の本は、お店の中にある「ギャラリースペース」で読んだり、気になった場合は借りたりできます。

たくさん並んでいる本を見ると、池田さんは「本」や「知ること」が大好きなんだ、ということが伝わってくるラインナップです。

▼本棚の白いテープで囲われた部分の本は、購入できます。

白いテープ 販売中

▼筆者も、小倉ヒラクさんの『発酵文化人類学』を一冊購入しました。

羅秀夢 購入 発酵文化人類学

▼お店を入った右側には、池田さんのおすすめの絵本が並んでいるスペースがあります。

羅秀夢 絵本

絵本も、もちろん購入可能です。

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さまざまなイベントが行われるギャラリースペース

▼絵本コーナーの反対側には、広いギャラリースペースがあります。

羅秀夢 ギャラリー スペース

絵画、イラストの展示・販売も行われるとのこと。

▼取材時には、科学絵本や絵画が展示してありました。

羅秀夢 展示 絵本

ギャラリーでは、以下のようなことが行われます。

演劇の公演、コンサート、作品の展示・販売など、多くのみなさまに喜んでいただける内容を企画します。

羅秀夢ホームページ

そのほか、ライブや講演会、読書会、展示会などいろいろな目的で使うことができる自由なスペースです。

50人くらいのお客さんが入るイベントが、行われたこともあったとのこと。

2021年1月現在、イベント開催時は新型コロナウイルス感染症拡大対策のため、席の間隔を空けての人数制限あり。

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つぶあん

つぶあん

福山市在住の、本と音楽をこよなく愛するブロガー。“凡人でも楽しく発信“をキーワードに活動中。職場のある福山市についての情報発信も行っています。運営サイトは「つぶログ書店

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羅秀夢 池田秀志さん

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