福山市川口町の住宅街にある「シェア工房 シガ-シガ」は、書家、パティシエ、がまぐち作家という、まったく違うジャンルの3人が一緒に活動する場所です。
「シガシガ」とは、ギリシャ語で「ゆっくりゆっくり」の意味。
ここを訪れた人がゆったりと落ち着いた気持ちになるようにと名づけられたシェア工房は、まさにほっと安らげる居心地のよい空間です。
月に2日間だけ開かれるお店のようすや、3人の思いなどを紹介します。
記載されている内容は、2021年11月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
目次
シェア工房 シガ-シガのデータ
名前 | シェア工房 シガ-シガ |
---|---|
住所 | 福山市川口町5-4-21 |
電話番号 | |
駐車場 | あり 車は奥から詰め込み |
営業時間 | 毎月第2日曜日と次の月曜日 午前10時~午後4時 |
定休日 | 不定休 |
支払い方法 |
|
予約の可否 | |
座席 | |
タバコ | |
トイレ | |
子育て | |
バリアフリー | |
ホームページ | シェア工房シガ-シガ |
【車での行き方】
福山駅からはおよそ12分です。
福山駅から県道22号線を南へ進みます。
西新涯町2丁目北交差点を左折し、160m先の黄色の建物「ロイヤルケア川口」を目印に左折します。
角を曲がって3軒目が工房です。
公園が近いので、バックで車を入れてください。
月に2日間だけの店開き
3人が店を開くのは、毎月第2日曜日とその次の月曜日の2日間だけ。
普段は、3人の制作拠点として使われています。
2021年7月から工房を借り、使いやすいようにリフォームをしてきた3人は、2021年10月に初めての店開きをしたのです。
2回目のオープンとなった、2021年11月14日(日)と15日(月)に行ってきました。
書家 小迫 柳雪(こさこ りゅうせつ)
たくさんの作品が、展示販売されています。
前衛書道や、インテリアにもあう英字の書、絵など、書の楽しさを感じさせる作品が中心です。
命名書や贈り物などの依頼も受けつけています。
この日のワークショップは、「クリスマスのフレーム作り」。
ワークショップで気軽に書を体験してみませんか。
ハガキサイズの紙に「聖」「noel」など、好きな字を書いてフレームに入れると、落ち着いた雰囲気のクリスマス飾りができあがります。
さっそく挑戦してみました。
お手本を見せてくれる小迫さんをよく観察し、真似して書いてみるのですが、同じようにはできません。
何度も何度も書くうちに、少しコツがわかってきます。
書くこと数分、心の中にある余計なものがそぎ落とされていくような感覚が訪れました。
これが書の魅力なのですね。
何枚か書いたなかから1枚を選んで、仕上げます。
筆にたっぷりと絵の具を取って弾いて散らし、接着剤でラインストーンを貼りつけました。
額に入れるとなかなかじゃない?と自画自賛。
大満足の体験でした。
2021年12月のワークショップでは、お正月に使えるものを考えているとのこと。
毎月体験しても飽きないよう、季節に合わせて準備するそうです。
おやつ工房 スリール
玄関の右にあるもう1つの入り口を開けると、おやつ工房 スリールです。
建物の外観からは想像できない、温かみを感じさせる木の棚と深みのある色に塗られた壁。
この空間で、一つひとつていねいに作られたおいしいおやつが待っています。
スウィートポテトに使われているのは紫芋です。
きれいに焼き上げられた表面をフォークで崩すと突然現れる、鮮やかな紫色に驚きます。
ひとくち食べて、その口どけのよさと体にじわっと染み込んでくる芋の旨さにまた驚くのです。
看板商品のタルト。
その繊細な美しさに、目と心を奪われました。
どれにしようか、しばらく悩んで選んだのは、りんごタルトと栗タルトです。
巧みに引き出された果実の爽やかさと、味わい深い生地のザクッとした食感、そして優しいフィリングのバランスがたまりません。
初めてタルトの魅力を知りました。
クッキーやメレンゲなどの焼き菓子も充実しています。
バタークッキーを食べましたが、とにかく美味!
冷蔵ケースの中には、かぼちゃのチーズケーキやプリン、シュークリームが並びます。
ゆるめであっさりとしていながらもコクがある、こだわりたっぷりのプリンは、ただシンプルに「プリン」と呼ぶのはもったいないような逸品です。
お店の名前にある「スリール」はフランス語で「笑顔」という意味。
食べると笑顔になる、そんなおやつがここにあります。
Gamaguchi studio Y&M(がまぐちスタジオY&M)
オリジナルデザインのがまぐち作品を製作する、Gamaguchi studio Y&M。
工房の入り口を入って引き戸をあけると、たくさんのがまぐち作品が目に飛び込んできます。
どれも他にはない、味わいのある作品ばかりです。
試作をして実際に何日か使い、改良を重ねて生み出されたものだけが並んでいます。
ここにあるものを購入するほか、このデザインでこの色が欲しい、革はこちらで、などのオーダーも可能です。
たくさんの工夫が施されたボディバッグは、人気の作品のひとつ。
各所にあしらわれたファスナーやボタンで、さまざまな使い方ができます。
布を折りたたんだ構造なので、たくさんモノが入るのもおすすめのポイントです。
お店が開く日にはワークショップがあります。
この日に用意されていたのは、アルコールジェルやハンドミルクなどを入れる小さなボトル用の牛革カバー。
上質のレザーをひと針ずつ手縫いで仕上げるボトルカバーは、世界でたった一つの大切な相棒になることでしょう。
毎月第2日曜日とその次の月曜日の2日間だけ開く、シェア工房シガ-シガ。
詳しい情報は、Instagramで確認してください。
シガ-シガの温かい雰囲気の秘密を知りたくて、3人にお話を聞きました。
シェア工房 シガ-シガ 3人の作家にインタビュー
それぞれの個性が光る3人の作家たち。
そもそもなぜ、まったくジャンルの違う3人が集まったのか、3人が集まったことで何が生まれたのかなど、気になることばかりです。
書家の小迫 柳雪(こさこ りゅうせつ)さん、パティシエの浅並 裕子(あさなみ ゆうこ)さん、がまぐち作家の山田 恵(やまだ めぐみ)さんの3人に、じっくりとお話を聞きました。
シェア工房 シガ-シガのデータ
名前 | シェア工房 シガ-シガ |
---|---|
住所 | 福山市川口町5-4-21 |
電話番号 | |
駐車場 | あり 車は奥から詰め込み |
営業時間 | 毎月第2日曜日と次の月曜日 午前10時~午後4時 |
定休日 | 不定休 |
支払い方法 |
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予約の可否 | |
座席 | |
タバコ | |
トイレ | |
子育て | |
バリアフリー | |
ホームページ | シェア工房シガ-シガ |