備後とことこ 福山・尾道・笠岡をもっと好きになる
スパイス&カレー アモン 〜 こだわりスパイスカレーは辛さをおさえつつ風味も楽しめる。民家のようなくつろげる店内も魅力

スパイス&カレー アモン 〜 こだわりスパイスカレーは辛さをおさえつつ風味も楽しめる。民家のようなくつろげる店内も魅力

食べとこ / 2020.09.12

スパイスカレーを知っていますか?

スパイスカレーは、新たな日本のカレーの流れとして注目されているカレーです。

そんなスパイスカレーの専門店が、尾道の市街地に誕生しました。

店の名前は「スパイス&カレー・アモン」。

アモンは昔ながらの町並の一角にあって、まるで友達の家に来たかのようなリラックスできる雰囲気の店です。

スパイスにこだわっていて、スパイスの風味を楽しめるうえ、幅広い好みに対応できるようにピリ辛感をなくしているのが、アモンのスパイスカレーの特徴。

こだわりのスパイスカレーが楽しめるアモンについて紹介をします。

アモンは2023年2月より休業中です。営業再開については、公式Xを見てください

記載されている内容は、2020年9月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。

Ads by Yahoo! JAPAN

スパイス&カレー アモンのデータ

アモン:外観
名前スパイス&カレー アモン
住所広島県尾道市日比崎町 6-1
電話番号080-8745-7209
駐車場あり
2台
(店舗から約50メートル)
営業時間午前11時〜午後7時
※ ラストオーダーは閉店30分前
※ 売り切れしだい閉店
定休日月、木
(詳細はカレンダーで確認)
支払い方法
  • 現金
  • PayPay・LINE Pay・メルペイ・d払い・au PAY
予約の可否
持ち帰りの予約も可能
座席全15席
・カウンター:3脚
・4人がけテーブル:1卓
・8人がけ座敷(2階):1卓
タバコ
トイレ
子育て子供用食器あり
バリアフリー
ホームページスパイス&カレーアモン(AMON)

道順を確認

アモンは2020年創業のスパイスカレー専門店

アモン:外観

スパイス&カレー アモンは、尾道市街地西部にあるスパイスカレーの専門店です。

スパイスカレーというものは、あまりイメージがわかないかもしれませんね。

スパイスカレーとは、以下のような特徴をもった日本生まれのカレーです。

  • 小麦粉を使わず、スパイスを調合してつくる
  • インドやタイなど海外式(おもに南アジア・東南アジア)とは異なるもので、日本独自の方式でつくる
  • ごはんにかけたり、ごはんといっしょに食べることが前提

つまり、南アジアや東南アジアのカレーと、日本のカレーのいいとこ取りをしたカレーといえるでしょう。

また、スパイスカレーという名前は「日本式カレー=小麦粉を使ったとろみのあるカレー」という概念に対する命名といえるかもしれません。

アモンの店主・津田さんは、各種SNSやWebサービスなどで発信をしています。
ぜひ、見てみてください。

アモンのメニュー

アモン:メニュー
メニューは消費税込み。2020年(令和2年)6月時点の情報

アモンのスパイスカレーは、全部で4種類あります。

メニュー価格
トマトチキンカレー500円
チーズチキンカレー600円
ひき肉たっぷりキーマカレー700円
お魚たっぷりフィッシュカレー700円
大盛100円増

開業時は3種類でしたが、取材の直前に新たにフィッシュカレーが増えて4種類になったそうです。

さらに2種類のカレーを半分ずつごはんにかける「あいがけカレー」もあります。

アモン:合いがけカレー
写真提供:アモン
メニュー価格
トマト&チーズ800円
トマト&キーマ900円
チーズ&キーマ1,000円

メニュー選びに迷ったら、あいがけにしてみましょう。

紹介しているメニュー表では、あいがけは3パターンですが、フィッシュカレーのあいがけもできるそうです。

希望する場合は、注文時に伝えてください。

そのほか、トッピングとして目玉焼きと半熟玉子がラインナップ。
甘口お好みソースをかけることもできます。

また付け合わせの、タマネギの甘酢漬けの増量も。

さらにサイドメニューとしてポテトサラダや、各種ドリンクもあります。
ドリンクはカレーといっしょに注文すると、100円引きです。

各種カレーは持ち帰り可能

アモンでは、すべてのカレーメニューの持ち帰りができます。

持ち帰りの場合、道路沿いの「持ち帰り専用窓口」で購入もできますので、利用してみてください。

アモン:持ち帰り専用窓口

なお、以前は自宅調理用のカレースパイスの店頭販売をしていましたが、2021年(令和3年)より中止しています。

Ads by Google

アモンのカレーは辛くなく、スパイスの風味が楽しめる

アモンのカレー

スパイスといえば「香辛料」のことなので、辛い印象がありませんか?
実は、香辛料といっても辛いものばかりでありません。

アモンのカレーは、辛いスパイスであるレッドペッパー・カイエンペッパーは使っていないので、辛くありません

子供など辛いものが苦手な人でも、食べやすいのが特徴です。

逆にもっとピリ辛がいい場合は、レッドペッパーやカイエンペッパーが用意してあるので、好きな量だけ振りかけましょう。

注文時に辛くするようにお願いしてもOKです。

なお、レッドペッパーやカイエンペッパーは使っていませんが、それ以外の「香」のスパイスは使っています。

スパイスの風味が楽しめるカレーに仕上がっているのです。

そして、もちろん小麦粉は使っていないので、とろみのないサラサラっとしたアッサリとしたカレーになっています。

さらに化学調味料も不使用です。

ちなみに米は、神石高原町産のコシヒカリを100パーセント使っています。

津田さん

2021年(令和3年)よりカレー粉をマイナーチェンジ!
トマトチキンベースには、鰹節から抽出したダシを追加し、本格的なダシスパイスカレーとしてバージョンアップしました。

また、カレーが盛り付けられた皿が魚の形をしているのがかわいらしく、ユニークだと思いました。

アモンのカレー

実はこの皿、店独自のものではなくて、市販されているものだそうです。

トマトチキンカレー

アモン:トマトチキンカレー

トマトチキンカレー」は、エスニック系のカレーでよく見かけるメニューです。

アモンのトマトチキンカレーは、なんと税込500円(2020年6月時点)というのだから、非常にお得!

アモン:トマトチキンカレー

カレーの中には、ゴロゴロっとした大ぶりの鶏モモ肉が入っているのがわかります。

アモン:トマトチキンカレー

サラリとしたルーは、黄土色のカレーらしい色です。

アモン:トマトチキンカレー

食べると、大きな鶏肉のプリッとした食感がインパクト大。
鶏肉のうまみとルーがよく合います。

アモン:トマトチキンカレー

また、鶏の皮のプニッとした柔らかな弾力ある食感と甘味がいい感じ。

アモン:トマトチキンカレー

そして、大きめに切られたタマネギの食感と甘みもおいしい。

またトマトの甘酸っぱい風味も感じます。

ルーのスパイスの風味と具材がよく合うカレーです。

チーズチキンカレー

アモン:チーズチキンカレー

つづいて「チーズチキンカレー」。

名前のとおり、トマトチキンカレーの上にチーズをタップリとかけたものです。

アモン:チーズチキンカレー

チーズがかかっているだけなのに、トマトチキンカレーとは見た目も味も全然ちがったものになっていました。

アモン:チーズチキンカレー

ルーの上に流れる真っ白なチーズ。

アモン:チーズチキンカレー

早春の雪解けを連想させ、美しさを感じます。

アモン:チーズチキンカレー

スパイシーなルーと鶏肉の風味、トマトの甘酸っぱさ、タマネギの甘さに、甘くさわやかな風味のチーズが加わって、奥深い味わいになっていると思いました。

アモン:チーズチキンカレー

実は、チーズチキンカレーは一番人気のメニューなんです! チーズが好きな人って多いんだなぁと思いました。

ひき肉たっぷりキーマカレー

アモン:キーマカレー

次に紹介するのは「ひき肉たっぷりキーマカレー」です。

キーマカレーとは、ひき肉をメイン具材に使ったカレーのこと。

アモン:キーマカレー

アモンでは、名前のとおりひき肉をタップリと使っているのが特徴です。

ひき肉がタップリなので、ルーはスパイスカレーだけどとろみが感じられます。

アモン:キーマカレー

ほかの具材として、細かく刻まれたタマネギ・トマト・ニンジンも入っていました。

キーマカレーを食べると、肉のうまみと甘味がしっかり味わえます。
そして肉以外の具材の甘さなどとあいまって、とてもおいしい味わいです。

アモン:キーマカレー

またあとから、ほんのりとさわやかな風味が広がってきます。

この風味はティンブールというスパイスが入っているため。
ティンブールは、ネパール名産の山椒の仲間だそうです。

ひき肉たっぷりキーマカレーは、アモンのイチオシのメニューです!

お魚たっぷりフィッシュカレー

アモン:フィッシュカレー

お魚たっぷりフィッシュカレー」は、取材日の少し前に登場した新メニュー。

名前のとおり、魚がタップリと入ったカレーです。

アモン:フィッシュカレー

入っている魚は、サバ(鯖)。

カレーをパッと見ただけで、サバのほぐし身がたくさん入ってるのがわかります。

アモン:フィッシュカレー

サバ以外にも細かく刻まれたタマネギやトマトなども入っていました。

アモン:フィッシュカレー

サバの身は、けっこう大きめにほぐされています。

アモン:フィッシュカレー

だから、サバの風味が濃厚に味わえました。

アモン:フィッシュカレー

サバ好きにはたまらないカレーではないでしょうか。

各カレーに共通のライスや付け合わせ

アモンのライスは、ターメリックライスです。

アモン:カレーのターメリックライス

カレーの付け合わせといえば、福神漬けやラッキョウ漬けが定番ですね。

▼アモンでは、タマネギの甘酢漬けが付いてきます。

アモン:カレーのタマネギ甘酢漬け

ラッキョウ漬けと同じように甘くて酸味のある味で、カレーの口直しにピッタリ。

▼また、フライドオニオンも添えられています。

アモン:カレーのフライドオニオン

香ばしく、カレーとよく合う風味です。

トッピングの目玉焼きと半熟玉子

トッピングの目玉焼き、半熟玉子も注文してみました。

▼こちらが目玉焼きトッピング

アモン:トッピングの目玉焼き

▼そして半熟玉子のトッピング

アモン:トッピングの半熟玉子

卓上の追加用香辛料

アモンでは、追加用の香辛料を各種そろえています。

▼右から順に、レッドペッパー2個、カイエンペッパー、ガラムマサラ、クミン、ナンプラー、さわやか風味フレッシュスパイス、フライドオニオン。

アモン:卓上のスパイス類

好みに合わせて追加してください。

なお、さきほど紹介したとおり、アモンのカレーは辛くありません。
辛いのがいい場合は、レッドペッパーやカイエンペッパーを加えましょう。

また、注目は「さわやか風味フレッシュスパイス」です。

店主の津田さん独自にミックスしたスパイスで、名前のとおりカレーにさわやかな風味を与えます。

ぜひ試してみてください。

アモンは民家風の店舗が特徴

アモン:外観

アモンの店舗は民家風の建物なのが特徴です。

外観だけでなく、店内も民家のよう。

まず、入店するときには玄関で靴を脱いで上がります。
まるで友達の家に来たかのようです。

▼1階には、カウンターに3脚、4人がけのテーブル席が1卓あります。

アモン:店内のようす(1階)

さらに、2階席も。

▼2階席は座敷で、民家の雰囲気がより強くなっていました。

アモン:店内のようす(2階)

2階は最大8名まで座れます。

まるで隠れ家のような雰囲気のなか、こだわりのスパイスカレーが楽しめるアモン。
そんなアモンの津田 晃伸(つだ あきのぶ)店主にインタビューをしました。

インタビューを読む

スパイス&カレー アモンのデータ

アモン:外観
名前スパイス&カレー アモン
住所広島県尾道市日比崎町 6-1
電話番号080-8745-7209
駐車場あり
2台
(店舗から約50メートル)
営業時間午前11時〜午後7時
※ ラストオーダーは閉店30分前
※ 売り切れしだい閉店
定休日月、木
(詳細はカレンダーで確認)
支払い方法
  • 現金
  • PayPay・LINE Pay・メルペイ・d払い・au PAY
予約の可否
持ち帰りの予約も可能
座席全15席
・カウンター:3脚
・4人がけテーブル:1卓
・8人がけ座敷(2階):1卓
タバコ
トイレ
子育て子供用食器あり
バリアフリー
ホームページスパイス&カレーアモン(AMON)

Ads by Google
アサノ ・ヨウスケ

アサノ ・ヨウスケ

フリーランスの取材・インタビューライター、フォトライター。地域の文化・地理・歴史・食べ物などに精通。企業の社員インタビューや事例紹介、採用コンテンツも。地域情報サイトも運営。カメラ片手に街を散策。あなたの知らない備後地方を切り取り、備後の奥深さを伝えます!

はれとこからのお知らせ

一般社団法人はれとこは「とことこシリーズ」を中心に、地域の情報発信を担う「市民ライター」育成などの活動をおこなっています。

  • 笠岡市民レポーター教室
  • 高梁川流域ライター塾
  • FMくらしき「倉敷とことこ」
  • 寄付募集
アモン:キーマカレー

この記事が気に入ったら

最新情報をお届けします。

  • ホーム
  • 食べとこ
  • スパイス&カレー アモン 〜 こだわりスパイスカレーは辛さをおさえつつ風味も楽しめる。民家のようなくつろげる店内も魅力