ANCHOR HOTEL FUKUYAMA(アンカーホテル福山)は、JR福山駅から徒歩3分のホテルです。
かっこよくおしゃれで、わくわくする空間。
実は「地元の良いもの」をたくさん使ってできているのです。
デニムに、鉄や木の家具、真田紐、そして朝食には絶品のホットドッグ。
「こんなに魅力的なものがあったんだ」と、福山や広島がますます好きになりました。
ANCHOR HOTEL FUKUYAMAの魅力を紹介しましょう。
記載されている内容は、2020年10月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
目次
ANCHOR HOTEL FUKUYAMAのデータ
名前 | ANCHOR HOTEL FUKUYAMA |
---|---|
所在地 | 広島県福山市城見町1-1-10 |
電話番号 | 084-927-0995 |
チェックイン | 午後2時~翌日午前2時 |
チェックアウト | ~午前11時 |
支払い方法 |
|
施設情報 | 全35室 禁煙ルーム 各部屋に洋式トイレ 夕食なし/朝食つき おむつバケツ、ポット貸し出しあり |
お風呂 | QWEEN BED ROOMは個室内にシャワーブース ANCHOR PENTHOUSEは個室内にバスタブあり 宿泊者は福山オリエンタルホテルの大浴場利用可能 |
Wi-Fi | あり |
駐車場 | あり 福山オリエンタルホテルの敷地内38台、1泊800円 |
ホームページ | ANCHOR HOTEL|アンカーホテル福山 |
JR福山駅の改札を出て左に曲がり、北口(福山城側)に向かいましょう。
外に出て、右に曲がり駅舎に沿って歩きます。突き当りを左折してください。
ファミリーマートに向かって横断歩道を渡り、さらに右手すぐの横断歩道を渡りましょう。
30メートルほど歩くと、福山オリエンタルホテルの入り口があります。
ANCHOR HOTEL FUKUYAMAのチェックインは、福山オリエンタルホテルのフロントで行います。
福山オリエンタルホテルのフロントに向かいましょう。
鍵を受けとったら、外に出て、30秒ほど歩くとANCHOR HOTEL FUKUYAMAに着きます。
右側の扉から建物内に入り、部屋に向かってください。
ANCHOR HOTEL FUKUYAMAのコンセプト
ANCHOR HOTEL FUKUYAMAは2018年12月にオープンしました。
ANCHOR(アンカー)とは、船の錨(いかり)のこと。
30年以上福山オリエンタルホテルを営んできた、株式会社サン・クレアが運営しています。
ホテルのコンセプトは、「アンカリング」。
錨をおろすことになぞらえ、心などをつなぎとめる・望みをかける・停泊するといった意味があります。
「ホテルをきっかけに、福山を知ってもらいたい、人や地域をつなぎたい」
そんな願いがぎゅぎゅっと詰まっている、ANCHOR HOTEL FUKUYAMA。
ただ「名産品を取り入れる」だけだとチグハグになりがちですが、アートディレクションがしっかりしているため、統一感があって心地よいホテルです。
福山の魅力あふれる客室
客室には、地元企業によるプロダクトが、惜しみなく揃えられています。
福山・備後のデニム
客室で、まず目に飛び込んでくるのは、デニムではないでしょうか。
福山市の「ディスカバーリンクせとうち」が、ホテルオリジナルのデニムアイテムにおける企業のコーディネートをしています。
ベッドスローは福山市の隣町である岡山県井原市の「吉河(よしかわ)織物」の生地。
スーパーブランドにも生地を卸しているメーカーです。
商品を作る際に使われる生地見本を元に、特注しています。
筆者は、布を切り貼りした生地見本は見たことがありましたが、1枚布でも見本ができることを知りませんでした。
「この見本を見ながら、数々のプロダクトが作られているのだろうなあ」と、想像が膨らみます。
移動時に使えるデニムトートバッグも、お揃いの布地です。
刺子のような模様が特徴の浴衣帯は、吉河織物社製のデニムを、福山市の「名和(なわ)産業」が縫製したものです。
デニムを使った丹前羽織も、とってもかわいい!
男性にも女性にも似合うデザインではないでしょうか。
デニムクッションは、ブルーデニム生地で国内シェアの50%以上を占める福山市のメーカー「カイハラ」の生地です。
デニムが、部屋のリラックス感を増してくれるなと感じました。
福山の家具や小物
福山市「藤井リボン」の真田紐(さなだひも)は、丹前の背の部分や、靴べらを吊るす紐などに、さりげなく使われています。
部屋で飲めるANCHOR HOTEL FUKUYAMAオリジナルコーヒーは、福山出身のロースター「DEER BRAND COFFEE」が製造。
すべすべなめらかな手触りが心地よいスツールは、広島県府中市の「伝統工芸」社の製作です。
その他の客室の特徴
刺繍の入ったタオルは、厚めでふかふかでした。
ミネラルウォーターもオリジナルパッケージです。
全客室に内線を兼ねたタブレットがあり、周辺のグルメ情報・観光情報、動画などを見られます。
シャンプー類は、植物由来石けんをベースにしていて、天然精油の豊かな香りが特徴です。
誕生日などの特別な日には、部屋を飾り付けしてもらえるAnniversaryプランがおすすめ!
スペシャルな客室「ANCHOR PENTHOUSE」
ANCHOR HOTEL FUKUYAMAの10階には、「ANCHOR PENTHOUSE(アンカー ペントハウス)」と呼ばれるスペシャルな客室が1室だけあります。
大人5名+子ども2名(添い寝)の7名が泊まれる、広い部屋です。
本革ソファーベッドは、福山市のソファー専門メーカー「心石(こころいし)工芸」のもので、ゆったり寝転がれます。
サイドテーブルは、角の部分に注目してください。
額縁製造の技術を活かして作られているのです。
ペントハウスは、家電も充実しています。
LGエレクトロニクス・ジャパンのホームクリーニング機は、衣類のにおいやシワをすっきり落としてくれ、焼肉に行っても臭いが残らないそう。
大風量のDyson(ダイソン)のドライヤー、KEURIG(キューリグ)のエスプレッソマシン、Apple TV、Alexa(アレクサ)もありました。
LIXIL(リクシル)のバスタブは肩湯機能があり、半身浴と全身浴の両方の良さを味わえます。
バルコニーでのんびりするのも良いですね。
福山オリエンタルホテルの大浴場を利用できる
宿泊者は、福山オリエンタルホテルの大浴場を無料で利用できます。
福山オリエンタルホテルの大浴場は、かけ流しの壺湯が特徴。
福山市・鞆の浦では、16種類の薬草を漬け込んだ薬膳酒「保命酒(ほうめいしゅ)」が作られています。
保命酒造りに使う薬草を入れた壺湯などがあります。
建物間の移動はありますが、徒歩30秒なのであっという間。
デニムのトートバッグや丹前を持って、出かけてくださいね。
QWEEN BED ROOMにバスタブはありませんが、個室内にシャワーがあります。
好みや状況に合わせて、大浴場かシャワーか選んでください。
マンションを改装した建物
地域の歴史や文化に敬意を示したホテルの設計は、「西村崇(にしむらたかし)建築設計事務所」が担当しました。
マンションを改装していて外廊下なので、換気もばっちりです。
庭のデザイン・施工は「ランドスケープ庭譚(にわたん) 」。
ベンチは、福山市で木材製品の開発を行う「池上(いけがみ)産業」が製作しています。
すべて福山市の会社です。
緑とベンチがあることで、ゆるやかに外とつながれるように感じました。
1階はバー&朝食会場
ANCHOR HOTEL FUKUYAMAの1階は、バー&朝食会場です。
バーにも福山のアイテムたっぷり
1階にも、福山で作られたプロダクトがたくさん使われています。
建具やカウンターは福山市の鉄工所「千年」製。
ソファーは、ペントハウスのソファー同様、「心石工芸」です。
キャビネットとミラーの額は、「池上産業」によるもの。
バーのイメージに合わせ、古材を利用して作られています。
スツールと4本足のスチールテーブルは、福山市の鉄工所「三暁(さんぎょう)」製です。
夜は料理も充実したバー「ANCHOR BAR with あき乃」
午後5時から午前0時までは、「ANCHOR BAR with あき乃」として営業しています。
宿泊者は、2杯目のドリンクが半額になる特典付き。
広島県産クラフトジンなど、ジンにこだわったお店です。
特徴的なのは、広島県尾道市の生口島(いくちじま)にある「たではら農園」から仕入れた、完熟前のみかんを使ったオリジナルカクテルや、シトラスジン。
ホテル周辺は飲食店の多いエリアですが、ANCHOR BAR with あき乃もフードメニューが充実しているので、夕食にも使えるのではないでしょうか。
朝食は最高のホットドッグ
午前6時30分~午前11時は、朝食会場となります。
朝食は、ホットドッグもしくはサンドイッチと、ドリンク。
ともに福山の人気店である、精肉店「池口精肉店」のソーセージと、パン屋「ザ・スタンダード・ベーカリー」のパンを使ったホットドッグは、絶品です!
筆者がこれまで食べたホットドッグのなかで、一番だと感じました。
ソーセージは、肉の下処理から燻製まで完全手作りされています。
パリッとジューシーな茹でソーセージです。
パンは以下の3種類から選べます。
- プレーン
- 発酵バターのクロワッサン
- 全粒粉コッペパン
夜のANCHOR BAR with あき乃でも、コッペパンのホットドッグがメニューにあり、材料は一緒です。
しかし、夜は焼き/朝は茹で と調理法が異なるので、味わいが異なりました。
ドリンクは「DEER BRAND COFFEE」オリジナルブレンドコーヒーまたは、フレッシュジュースを選べます。
フレッシュジュースは、絞りたてでオレンジの甘味と酸味をダイレクトに感じられました。
テイクアウトも可能なので、時間が限られている日も安心です。
ホットドッグ・ドリンクは、宿泊者でなくても購入できますよ。
品名 | 価格(税込) |
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ホットドッグ | 650円 |
BLTサンド | 700円 |
ドリンク各種 | 500円 |
続いて、株式会社サン・クレアの広報 東真貴(あずま まき)さんにインタビューをしました。
ANCHOR HOTEL FUKUYAMAのデータ
名前 | ANCHOR HOTEL FUKUYAMA |
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所在地 | 広島県福山市城見町1-1-10 |
電話番号 | 084-927-0995 |
チェックイン | 午後2時~翌日午前2時 |
チェックアウト | ~午前11時 |
支払い方法 |
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施設情報 | 全35室 禁煙ルーム 各部屋に洋式トイレ 夕食なし/朝食つき おむつバケツ、ポット貸し出しあり |
お風呂 | QWEEN BED ROOMは個室内にシャワーブース ANCHOR PENTHOUSEは個室内にバスタブあり 宿泊者は福山オリエンタルホテルの大浴場利用可能 |
Wi-Fi | あり |
駐車場 | あり 福山オリエンタルホテルの敷地内38台、1泊800円 |
ホームページ | ANCHOR HOTEL|アンカーホテル福山 |