個人経営のラーメン店と聞くと、家族連れ・子供連れではちょっと行きにくそう。
そんなイメージがないでしょうか。
隠れたラーメン処である岡山県笠岡市には、子供がいっしょでも気軽に立ち寄れるラーメン店があるんです!
それが「八楽笑(ハラショー)」。
女性スタッフが中心になって運営されているラーメン店です。
さらにトレーラーハウスを使った店舗で、内外装はまるでカフェのよう。
そのため、子供がいっしょでも行きやすいんです。
また、笠岡名物の笠岡ラーメンのほか、尾道ラーメン・台湾ラーメン・豚骨ラーメンなど、8種類の個性的なラーメンがあります。
だから家族の好みがバラバラでも安心です。
しかも、ひとつひとつのラーメンはしっかりとした研究の末にメニューへ出しており、注文を受けてからも丁寧にラーメンをつくり上げるというこだわり。
なので、次に来たときは別のラーメンを食べてみたくなるような店なんです。
こだわりのあるラーメン店・八楽笑を紹介します。
記載されている内容は、2020年9月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
目次
八楽笑 (ハラショー)のデータ
名前 | 八楽笑 (ハラショー) |
---|---|
住所 | 岡山県笠岡市一番町3-25 |
電話番号 | 0865-63-7028 |
駐車場 | あり 7台 |
営業時間 | 午前11時〜午後2時、午後5時〜午後10時 |
定休日 | 木 |
支払い方法 |
PayPay |
予約の可否 | 可 ・混雑時は予約不可の場合あり ・電話にて予約 |
座席 | 全33席 ・6人がけテーブル:1卓 ・4人がけテーブル:3卓 ・カウンター:7脚 ・テラス 4人がけテーブル:2卓 |
タバコ | 禁煙(指定エリアのみ喫煙可能) |
トイレ | 洋式トイレ |
子育て | ・子供用食器あり ・子供用補助椅子あり(ソファ席用) ・ベビーカー入店可能 |
バリアフリー | スロープ 車椅子での入店可能(基本的にカウンター席) ※ トイレは車椅子非対応 |
ホームページ | 岡山県笠岡市、笠岡らーめん、尾道ラーメンの専門店|ラーメン 八楽笑 |
八楽笑への行き方
八楽笑へ行くには、国道2号線を通っていくのが便利です。
国道2号線の「富岡」交差点を南へ曲がります。
はるやま、ゲオ、富岡交番がある交差点です。
▼西(福山方面)から向かう場合は、右折しましょう。
▼東(倉敷・岡山方面)からは、左折です。
富岡交差点を南に曲がると、県道47号線になります。
▼47号線を道なりに約150メートル進んでください。
▼すると、進行方向右側に八楽笑が見えます。
駐車場は、店頭に7台です。
八楽笑はトレーラーハウスを使ったユニークなラーメン店
八楽笑は、笠岡市街地東部にあるラーメン店です。
国道2号線からすぐで、大型スーパーマーケットが近くにあるという立地。
そのため、平日・休日とも多くのお客さんが訪れます。
もともと八楽笑は、屋台営業から始まりました。
その後、現在の場所で固定店舗として営業を開始。
▼八楽笑の外観は、赤レンガ色の壁と黒い屋根、白い柱や戸が印象的な、おしゃれな見た目。
ウッドデッキもあって、一見ラーメン店というよりカフェのようです。
実は、この建物は「トレーラーハウス」というもの。
トレーラーハウスは、車輪が付いていて移動ができる家屋です。
八楽笑の店舗は、ひとめ見ただけではトレーラーハウスに見えませんが、実は下に車輪が付いています。
▼店内も外観同様に、おしゃれなカフェのような雰囲気です。
八楽笑の席は、以下のとおり。
- カウンター席:7脚
- 4人がけテーブル席:3卓
- 6人がけテーブル席:1卓
- テラス席(4人がけテーブル):2卓
▼ウッドデッキにテラス席があるのも、ラーメン店としてはめずらしいと思います。
▼店内は禁煙ですが、テラス席の2卓は喫煙可能です。
▼ウッドデッキには、椅子型ブランコがあります。
待ち時間に、子供のお客さんが遊んでいいとのこと。
ケガに注意して遊びましょう。
八楽笑のおすすめメニュー・人気のメニュー
八楽笑のおすすめのメニューやお客さんに人気のメニューを、副店主・田邊 真由子(たなべ まゆこ)さんに聞いてみました。
八楽笑はラーメン店ですので、ラーメンがメインメニューです。
2020年(令和2年)現在、八楽笑は8種類のラーメンがあります。
個性の異なる8種のラーメンは、どれも魅力的です。
なお、ラーメン大盛はプラス100円(税別)。
「笠岡らーめん」はカシワを使った笠岡のご当地ラーメン
まず、紹介するのは「笠岡らーめん」(税別 550円)です。
取材のときは、笠岡らーめんを食べました。
笠岡ラーメンは、笠岡市のご当地ラーメンで、長い歴史があります。
養鶏が盛んだった笠岡ならではのラーメンで、ダシにカシワ(ヒネ鶏)を使った醤油スープと、具材にカシワの煮鶏のスライスが乗るのが特徴です。
▼八楽笑の「笠岡らーめん」にも、カシワの煮鶏が乗っています。
▼カシワは歯ごたえのある食感が特徴。
コリコリと噛めば噛むほど鶏のうまみが味わえ、煮込んだ醤油の風味が広がっていくのが醍醐味です。
また、煮鶏は薄めにスライスされているので、歯ごたえがあるのが苦手な場合でも食べやすいと思います。
▼麺は、中細のストレート。
▼スープはやや甘めの味わいで、醤油の風味や鶏油(チーユ)のコクがたまりません。
ついゴクゴクと飲み、気付いたら飲み干してしまいました。
笠岡ラーメン入門編としておすすめです。
私は笠岡ラーメンが好きでよく食べるので、八楽笑のラーメンでは、笠岡らーめんがイチオシです!
「八楽笑らーめん」は創業時からある人気の尾道ラーメン
笠岡らーめんと並ぶ八楽笑の看板メニューが、「八楽笑らーめん」(税別 550円)。
八楽笑らーめんは、いわゆる尾道ラーメンのスタイルです。
取材時は、八楽笑らーめんも食べました。
実は、八楽笑らーめんは創業当時からあるメニュー。
だから店名を冠しているのです。
▼醤油味のスープは、スッキリとした後口で飲みやすい印象。
同じ醤油風味のスープですが、笠岡らーめんと比べてみると違いがわかりました。
笠岡らーめんのスープよりも甘めの味わいで、似て非なるものという印象です。
▼尾道ラーメンの象徴、ブタの背脂も入っています。
背脂はとろけるような舌触りで、肉のやさしい甘みも感じます。
▼麺は、中細のストレートです。
▼麺の固さの好みを調整できるとのことでしたので、「固め」にしてもらいました。
▼チャーシューは、2枚入っています。
肉のうまみがしっかりと味わえるチャーシューです。
サイズも大きめで食べごたえありました。
屋台時代からの当店の味です!
八楽笑らーめんは、創業時から長くお客さんに支持されているラーメンなので、食べて損はありません!
「台湾らーめん(赤・白・野菜増し)」はリピート率がナンバー・ワン
最初に八楽笑らーめんがあり、その後笠岡らーめんが誕生。
そして、固定店舗になってから新たに生まれたのが「台湾らーめん(赤・白)」(税別 680円)です。
もともと辛いラーメンもやってみたかったそうですが、屋台時代は屋台という形態の制約上、つくれなかったそう。
固定店舗になって、念願の辛いらーめんの開発に着手し、研究の末に台湾ラーメンが登場したのです。
リピート率はナンバー・ワン!
日によっては、一番人気になることもあるそうです。
また台湾らーめんは、ピリ辛の「赤」のほか、辛さなしの「白」の2種類あります。
もともとは辛い味だけでしたが、お客さんから「辛いのが苦手だけど、台湾らーめんは食べてみたい」という要望を取り入れて登場したそうです。
さらに台湾らーめんの赤には、「大辛」(税別 730円)もあります。
辛いものが大好きなかたは、挑戦してみてください。
▼台湾らーめんには、入っている野菜を増量した「野菜増し(赤・白)」(税別 780円)もあります。
さらには、野菜の量が約4倍となる「野菜増しダブル(赤・白)」(税別 880円)も!
栄養面からも台湾らーめんはおすすめです!
リピート率が高く、台湾らーめんはファンの多いラーメン。
とくに女性人気が高いメニューだそうです。
野菜がたっぷり取れるのも魅力だと思います。
辛さなしや野菜増量など、バリエーションの豊富さもポイントです!
「極さんまらーめん」はサンマの風味が香る通向けらーめん
「極さんまらーめん」(税別 650円)は、笠岡らーめんをアレンジしたメニューです。
さんま節からダシをじっくりと取っているので、魚介風味が楽しめる濃厚な味わいのスープが特徴。
▼さらにカシワの煮鶏が、笠岡らーめんよりもたくさん入っています。
▼「さんまの風味がもっと欲しい!」というときは、さんま節の粉末を追加できます。
さんま節は、京都から取り寄せたものだそう。
魚介風味が苦手なかたは、ご注意ください。
魚介風味が好きな人はやみつきになりそうな、鶏とさんまのコラボレーション・ラーメンです。
「とんこつらーめん」は長時間仕込んだスープが自慢
八楽笑は、醤油スープのラーメンだけではありません。
「とんこつらーめん」(税別 680円)もあります。
豚骨を丁寧に時間をかけて炊き上げたスープは、豚骨の深い味わいが特徴です。
とんこつらーめんは登場以来、豚骨好きのお客さんに大好評とのこと。
▼さらに、とんこつらーめんには手づくりトッピングが付いてきます。
トッピングは、以下の4種類。
- 紅ショウガ
- 辛子高菜
- 激辛高菜
- 味付けキクラゲ
お客さんからの「家でもトッピングを楽しみたい」という要望に応え、一部のトッピングはテイクアウト販売しています。
ラーメンはもちろん、ごはんのお供にも合いそうです。
「うまみそらーめん」はお客さんの要望で復活!
醤油・豚骨とくれば、味噌味も欲しいところ。
八楽笑には味噌味の「うまみそらーめん」もあります。
実は、味噌味のラーメンは一度ラインナップしていたそうですが、メニューから外れました。
しかし、お客さんから復活を望む声が多く、それに応えて復活したのです。
根強い人気があるうまみそらーめんもお試しください。
「冷やおろしらーめん」は夏季限定の和風さっぱり味
「冷やおろしらーめん」(税別 750円)は、名前のとおり冷たいらーめんです。
しかも入っている具材は、ダイコンおろし、なめたけ、カツオ節、刻み海苔、天カス、ワサビ。
なんと、なめたけは自家製です!
和風な印象のラーメンで、ユニークだと思いました。
冷やおろしらーめんは、ほかでは見たことがないラーメンです。
5月下旬からスタートします!
サッパリとした味わいで、暑い日でもツルツルと食べやすそうなメニューです。
しかも冷やおろしらーめんは、麺が1玉と1.5玉を選べます。
どちらも同じ値段なのでお得です!
ラーメンは替え玉も可能
ラーメンは、替え玉(税別 150円)もできます。
▼替え玉には、麺にネギ、さらにチャーシュー1枚もセットに。
これはちょっとお得な気分になります!
サイドメニューも豊富
ラーメン店といえば、ラーメンだけでなくサイドメニューも魅力的な店も多いです。
八楽笑も豊富なサイドメニューがあります。
▼ラーメンだけではさみしいというときには、ミニ丼やチャーハンを追加してみてください。
▼八楽笑のチャーハンは、炊き込んでつくっているそう。
さらに、具材として刻んだ煮鶏が入っているのもおすすめポイントです。
ほかにもトッピングもいろいろ。
豪華に「全部のせ」(税別 プラス450円)もいかがでしょうか。
また、八楽笑では「しなちく」にも力を入れています。
通常のしなちくのほかに「穂先」「極太」(ともに税別 プラス150円)がありました。
▼ほかにもおつまみ向けメニューやギョウザ、ドリンク類も。
▼ギョウザは2種類、さらにから揚げなどもあります。
▼「笠岡あぶり煮鶏」(税別 300円)は、笠岡らしいメニューです。
お酒のおつまみにピッタリではないでしょうか。
自慢の自家製しなちく3種を味見
▼力を入れているという八楽笑の「しなちく」を味見させていただきました。
なお、上の写真のしなちくはメニューにはありません。
代わりに「しなちく三種盛り」(税別 300円)があります。
▼まずは、ラーメンに最初から入っている通常のしなちく。
一般的なしなちくよりも薄味で、適度な塩味だと思います。
細めなので、食感もやわらかな印象。
▼つづいて「極太しなちく」。
濃いめのしっかりとした味付けです。
また太いのでコリコリとした歯ごたえも楽しめます。
3種のしなちくのなかで、一番「しなちく感」があると思いました。
▼最後に「穂先しなちく」。
細長く、見た目が印象的ですが、これはしなちくの元となるマダケというタケノコの先端部分を使っているから。
名前もそこから来ています。
しなやかで、極太に比べて味付けがサッパリしています。
味は通常のしなちくに近い感じでしょうか。
普通のタケノコの煮物を食べているような感覚で、とても食べやすいです。
食べ比べると、同じしなちくでも、それぞれ味や特徴が違うのがわかりました。
3種類もしなちくをそろえている店は少ないので、八楽笑ならではの楽しみです。
全部のせや三種盛りで、違いを楽しむのもいいと思います。
好みのしなちくがあれば、ぜひラーメンにトッピングしてみてください。
たくさんのメニューがありながら、それぞれ個性的でこだわりのあるラーメンをつくる八楽笑。
そんな八楽笑の副店主・田邊 真由子さんにインタビューをしました。
八楽笑 (ハラショー)のデータ
名前 | 八楽笑 (ハラショー) |
---|---|
住所 | 岡山県笠岡市一番町3-25 |
電話番号 | 0865-63-7028 |
駐車場 | あり 7台 |
営業時間 | 午前11時〜午後2時、午後5時〜午後10時 |
定休日 | 木 |
支払い方法 |
PayPay |
予約の可否 | 可 ・混雑時は予約不可の場合あり ・電話にて予約 |
座席 | 全33席 ・6人がけテーブル:1卓 ・4人がけテーブル:3卓 ・カウンター:7脚 ・テラス 4人がけテーブル:2卓 |
タバコ | 禁煙(指定エリアのみ喫煙可能) |
トイレ | 洋式トイレ |
子育て | ・子供用食器あり ・子供用補助椅子あり(ソファ席用) ・ベビーカー入店可能 |
バリアフリー | スロープ 車椅子での入店可能(基本的にカウンター席) ※ トイレは車椅子非対応 |
ホームページ | 岡山県笠岡市、笠岡らーめん、尾道ラーメンの専門店|ラーメン 八楽笑 |