小さな居心地の良い空間で、手づくりのおいしい料理を味わいながら酒を楽しむ。
それが小料理店の魅力ではないでしょうか。
福山市明治町に気さくな店主と、多彩かつ味わい深いおばんざいで、多くの常連に愛されている小料理店があります。
「小料理 春雨(はるさめ)」です。
店主が真心をこめて調理したおばんざいの数々は、どれもおいしそう。
迷いながら選ぶ楽しさもあります。
こぢんまりとした店内は和気あいあいとした雰囲気で、つい長居してしまいそうです。
小料理 春雨のこだわりや魅力について、紐解いていきます。
記載されている内容は、2024年11月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
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目次
小料理 春雨のデータ

名前 | 小料理 春雨 |
---|---|
住所 | 広島県福山市明治町6-11 |
電話番号 | 084-999-8590 |
駐車場 | なし |
営業時間 | 午後5時30分〜午後10時30分 |
定休日 | 日 第一・三月曜日 |
支払い方法 |
|
予約の可否 | 可 |
座席 | カウンター:8脚 |
タバコ | 喫煙可能 |
トイレ | 洋式トイレ |
子育て | |
バリアフリー |
春雨は店主一人で切り盛りする居心地良い小料理店

春雨は福山市中心部・明治町にある小料理店です。
飲み屋の多いエリアの一角にあります。
春雨は2019年(令和元年)にオープンしました。

店主の杉野原(すぎのはら)さん一人で切り盛りしており、カウンターのみで8席という小さな店です。
居心地の良い空間が特徴で、連日多くの人でにぎわっています。

また料理が得意という杉野原さんが作る「おばんざい」は、日替わりで内容や種類が変化。

時季によって使う食材も変わり、訪れるたびに違った料理が楽しめるのも魅力です。
春雨のメニュー紹介
2024年(令和6年)11月時点の情報。価格は消費税込

春雨のカウンター上には、数々のおばんざいが並んでいます。
どれも家庭的でおいしそうなものばかりです。
種類によって価格は異なり、1皿380円から。
詳細な価格は、店主に聞いてください。

おばんざいのラインナップは日によって変わります。
また同じおばんざいでも、毎日具材が異なるのが特徴。
たとえばサラダはほぼ毎日ありますが、内容が変わります。
旬の食材を使ったりするので、季節ならではおばんざいが登場するのも春雨の魅力です。
取材時(2024年11月)のラインナップは「ナスの煮浸し」「ホウレンソウとカニカマのお浸し」「豚肉の塩レモン炒め」「ニンジンとリンゴのマリネ」「牛皿」「ハモフライ」「キュウリとワカメとタコの酢の物」「鶏つくね」でした。

このほかに掲示メニューがあります。
店内に貼られているメニューを見て、注文してください。

日替わりで、ごはんものもあります。
取材時(2024年11月)には「サツマイモごはん」がありました。

秋〜冬には、おでんも登場します。

ドリンク類もビール・日本酒・焼酎・ハイボールなど各種ラインナップ。
地元・福山や広島県内の酒蔵の酒もあります。
お酒を飲みながら、さまざまなおばんざいを楽しめるのが春雨の魅力です。
人気・おすすめのメニュー紹介
数多くある春雨の料理・酒類より、おすすめ・人気のものを紹介しましょう。
鶏つくね

「鶏つくね」は春雨の名物料理であり、店主がイチオシするメニュー。
おばんざいで唯一毎日陳列されている、一番人気のメニューです。

春雨の鶏つくねは、ひと味違います。
多くの鶏つくねは一口サイズの球体だったり、長細い棒状だったりします。
春雨の鶏つくねは、まるで五平餅のような大きさで、小判型をした鶏つくねが串に刺さっているのです。
しかも厚みもあります!

そのため食べごたえは満点。
つくりかたにもこだわりが。

こだわりの鶏つくねは、食べると表面は香ばしく、中はふんわり。
ふんわり感は、ミンチに入れてあるハンペンの弾力によるものだそう。

かみ進めるとジューシーで、鶏のうまみがしっかりと味わえ、適度な塩味もあります。
何も付けなくとも、そのままでもおいしいです。
また、ときおりほのかに香る大葉のさわやかな風味がアクセントになっています。
ハモフライ

「ハモフライ」は瀬戸内海で水揚げされたハモ(鱧)を使っています。
提供時には多めの野菜とともに盛りつけられ、上からタップリのタルタルソースがかかっていました。

タルタルソースは自家製。

タマゴとタマネギがタップリで、タマネギのシャキシャキ感とタマゴの風味が濃厚であり、まろやかな味わいです。

瀬戸内でのハモの旬は夏から秋。
旬の時季で、取引先の魚屋さんにハモが入荷しているときは、ハモを使った料理をよく出します。
ハモの旬になると、お客様から「ハモを食べたい」という声が多いからです。
ハモフライは、衣がサクサクで香ばしく、中の身はホクホク。

ハモはシッカリと骨切りがしてあるので、骨の存在をまったく感じません。

ほどよく脂が乗っており上品なうまみを感じるハモの身は、香ばしい衣やタルタルソースの味わいと相性抜群です。
牛皿

「牛皿」は、牛肉をタマネギ・ゴボウとともに甘辛い味付けでジックリと煮こんだ料理です。
使っている牛肉は、福山市の北隣・神石高原町のブランド牛「神石牛」の細切れ肉。

食べると甘めのやさしい味付けで、大変家庭的な味わいです。

福山育ちの人にとって「懐かしい」と思える味付けにしました!
神石牛の細切れ肉は赤身と脂身のバランスが良く、甘辛い味わいがシッカリと染みています。
脂身の甘味もおいしいです。

また甘くて柔らかなタマネギ、ホクホクのゴボウも味がよく染みています。

白飯がほしくなるような味わいで、あっという間に平らげてしまいました。
つぼ漬けとクリームチーズのポテトサラダ

取材時のおばんざいのラインナップには「つぼ漬けとクリームチーズのポテトサラダ」がありました。
名前のとおり、具材としてダイコンのつぼ漬けとクリームチーズが入っているポテトサラダです。
ほかにもエダマメが具材として入っており、ポテトサラダの上から黒コショウがかかっていました。

春雨ではサラダはほぼ毎日ラインナップしていますが、内容は日々変わります。

食べるとトロリとした滑らかな舌触りで、ジャガイモの風味とまろやかな味わいが口内に広がります。
そこにクリームチーズのまろやかな風味も。
さらにときおりダイコンのつぼ漬けの、甘塩っぱい味とコリコリとした食感が現れます。
エダマメのホクホクとした食感が、良いアクセントになっていました。
賀茂金秀 太陽の雨音

春雨のドリンク類も多彩なラインナップです。
店のイチオシは「賀茂金秀 太陽の雨音」。
賀茂金秀(かも きんしゅう)は、歴史ある酒処・東広島市西条地区にある老舗酒蔵「金光酒造(かねみつ しゅぞう)」の銘柄です。

太陽の雨音は、日本酒を使った炭酸割り専用のリキュール。
広島県産レモン果汁とレモンピューレを使っているのが特徴です。
そのため、広島県らしさを目いっぱい感じられます。
レモンの皮ごと使っているため、レモン特有のさわやかな酸味や苦味が濃厚に楽しめます。
スッキリとしていて風味豊かな味わいなので、料理と相性がピッタリではないでしょうか。

「賀茂金秀 太陽の雨音」を知ったのは、取引先の酒屋さんから紹介されたのがきっかけ。
飲んでみるととてもおいしかったので、メニューにラインナップしました!
家庭的な数々の料理と豊富なドリンク類、居心地の良い店内が魅力の小料理 春雨。
店主・杉野原尚子(すぎのはら なおこ)さんに話を聞きました。
春雨の店主・杉野原 尚子さんにインタビュー

家庭的な数々の料理と豊富なドリンク類、居心地の良い店内が魅力の小料理 春雨。
店主・杉野原尚子(すぎのはら なおこ)さんに話を聞きました。
小料理 春雨のデータ

名前 | 小料理 春雨 |
---|---|
住所 | 広島県福山市明治町6-11 |
電話番号 | 084-999-8590 |
駐車場 | なし |
営業時間 | 午後5時30分〜午後10時30分 |
定休日 | 日 第一・三月曜日 |
支払い方法 |
|
予約の可否 | 可 |
座席 | カウンター:8脚 |
タバコ | 喫煙可能 |
トイレ | 洋式トイレ |
子育て | |
バリアフリー |
つくねは、鶏モモのミンチのなかに大葉(青シソ)の細切れを混ぜ、さらにハンペンを砕いて混ぜています。
そして隠し味として、ユズコショウも入れているんです。