2020年で4回目を迎える「笠岡音楽祭2020」が11月1日(日)に開催されました。
笠岡音楽祭2020は「音楽でつなぐ市民の絆」というテーマのもと、笠岡市を含め岡山県内で活動している団体やユニットが参加し、道の駅笠岡ベイファームに集まった多くの人を楽しませてくれましたよ。
新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、マスクの着用と受付での検温、そして連絡先の記入を済ませたら会場に入ります。
会場の道の駅笠岡ベイファーム 芝生広場では、開演前から多くの来場者が持参のビニールシートを敷いて待っていました。
開演午後12時から午後4時40分すぎまで繰り広げられた笠岡音楽祭2020のパフォーマンスを、フォトレポートスタイルでお届けします！
記載されている内容は、2020年11月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
笠岡音楽祭とは？
笠岡音楽祭は、「音楽でつなぐ市民の絆」をテーマに、2017年から開催されている音楽イベントです。
イベントをきっかけにして、世代をこえて音楽を楽しみ、そして笠岡の良さを知ってもらい地域を活性化していこうという笠岡音楽祭。
2017年からホストアーティストとして笠岡音楽祭の企画に参加しているのが、岡山県高梁市出身のアーティスト「Lugz＆Jera(ラグズ・アンド・ジェラ)」さん。
笠岡音楽祭2020でもトリをつとめ、岡山出身のダンスグループとのコラボレーションで楽しくノレるステージを展開してくれましたよ！
ちなみに2017年と2018年は、笠岡市保健センター(ギャラクシーホール)での開催、2019年と今回の2020年は、「道の駅笠岡ベイファーム 芝生広場」での開催です。
笠岡音楽祭2020のイベントスケジュール
笠岡音楽祭2020は三部構成になっていました。
▼出演アーティストと団体は、以下のとおりです。
司会は萌乃(もえの)さん。2017年の第1回目から笠岡音楽祭に参加しています。
萌乃さんは、第三部できれいな歌声を届けてくれました。
多くの出演者の皆さんの熱気が伝わるステージで、気づけば約4時間40分があっという間に過ぎていったように感じます。
笠岡音楽祭2020のフォトレポート
それでは、笠岡音楽祭2020のステージのようすを紹介しましょう！
第一部「ダンスフェスティバル」
ダンスフェスティバルでは、出演したユニットが入れ替わりながらダンスを披露しました。
▼出演団体は以下のとおりです。(順不同)
- Dance Team Shine(岡山市)
- Dance Studio Line(岡山市)
- FREE SOUL(岡山市)
- D’z mix(倉敷市)
- MINTIA(高梁市)
- スタジオ ワンセルフ ミズノヒップホップ(笠岡市)
▼合計6団体、少人数編成から大人数のグループまで、ステージせましと華麗に元気に踊ります。
▼ステージ下、観客前でのダンスに会場もわきます。
▼歌とダンスの披露です。
▼扇子を使ってのダンス。和との融合！
▼ダンスといっしょに、悠久の時が流れる石の島のノボリもたなびきます。
提供：笠岡音楽祭実行委員会 山本氏
第一部のダンスフェスティバルで会場は盛り上がり、第二部のハーモニーフェスティバルへと続きます。
第二部「ハーモニーフェスティバル」
ハーモニーフェスティバルでは、地元笠岡市の笠岡吹奏楽団の演奏から始まり、アコースティックな音楽の素晴らしさを伝えてくれました。
▼出演団体、出演者は以下のとおりです。(順不同)
- 笠岡吹奏楽団(笠岡市)
- 笠岡みたけ合唱団(笠岡市)
- プチ・ソレイユ(笠岡市)
- 宝亀一之(笠岡市)
▼笠岡吹奏楽団は、軽快なナンバーを演奏してくれました。
提供：笠岡音楽祭実行委員会 山本氏
笠岡音楽祭の出演のあと、次のイベントが控えているとのことで、笠岡吹奏楽団はひっぱりだこです。
▼次は、笠岡みたけ合唱団。
▼プチ・ソレイユさん、そして、宝亀一之さんの歌声が笠岡ベイファームに流れます。
提供：笠岡音楽祭実行委員会 山本氏
楽器本来の音を楽しむ「プラグレス」音楽中心の第二部。第一部とは違った雰囲気のなか、生音の音楽の素晴らしさを感じることができました。
第三部「ミュージックフェスティバル」
第三部は、岡山出身のアーティストのステージを観客一体となり楽しみます。
▼出演アーティストは以下のとおりです。
- 沖田実夕(岡山出身)
- 萌乃(岡山出身)with 大塚恵美（Pf）
- HAREDAN(岡山出身)
- Brilliant(岡山出身)
- marco(岡山出身)
- Lugz&Jera(岡山出身)
▼岡山出身、沖田実夕(おきた みゆう)さんのステージから第三部がスタート！
沖田実夕さんは、岡山を盛り上げるためのエンタメキッズ集団「おもえんキッズ」の元メンバーで、岡山から東京に活動の拠点を移し活躍中です。
▼ピアニストの大塚恵美さんといっしょに。
▼司会も頑張ってくれていた萌乃さん。
うたったのは、「W〜たどり着いたらMy Darling〜」「マリアージュ〜君とずっと〜」「いのちの歌」(茉奈佳奈さんのカバー)。
萌乃さんは、岡山県内を中心の定期コンサートや音楽イベントに出演しています。
司会だけではなく、ハートフルな歌声で観客を魅了していましたよ。
▼萌乃さんも大塚恵美さんのピアノとコラボ。
▼兄の友也さんと弟の梨翔さんのふたり組メンズアイドルユニット「HAREDAN(ハレダン)」。めちゃくちゃ元気がよく、観客を巻き込んでのステージでした。
▼ステージ上から盛り上げていくHAREDAN。一気に雰囲気がアガリます！
▼現役高校生3人組のダンスボーカルユニット「Brilliant(ブリリアント)」。
▼高校の先生が来場しているということで、緊張のあまり話しがグダグダに…と言っていましたが大丈夫。しっかりと歌声、ダンスで想いが伝わってきました。
▼しっとりと聴かせてくれたのは、岡山県出身シンガーソングライターのmarco(マーコ)さん。
日が傾きかけているなかでのピアノの弾き語りが、しみました。
トリはLugz＆Jera(ラグズ・アンド・ジェラ)さん
Lugz＆Jeraさんの撮影は許可されていなかったため、ステージのようすを画像でお伝えできないのが残念ですが、ステージは圧巻でした。
第一部で出演したダンスグループの皆さんをバックダンサーにひきいて、ステージの端から端まで使った演出。
曲もアップテンポなものを中心に、圧倒的な歌唱力で観客を一体にするステージはさすがです。
話しも楽しく、最後にみんなでいっしょに作り上げるパフォーマンスは「音楽でつなぐ市民の絆」を体現していたと思います。
フィナーレは出演者がみんなで「パプリカ」を
予定終了時刻をややオーバーしてのフィナーレ。出演者がステージに集まります。
▼萌乃さんがフィナーレの曲を紹介。「パプリカ」をみんなで歌います！というかけ声を合図に大合唱となりました。
おわりに
提供：笠岡音楽祭実行委員会 山本氏
2019年に開催された笠岡音楽祭と比べ2020年の笠岡音楽祭は、出演者も増えました。
また、ダンスグループの参加も多かったので、序盤から盛り上がるイベントになっていたように思います。
笠岡音楽祭は、音楽で笠岡市民をつないでいこうというテーマで始まり、回を重ねるごとにその規模は大きくなりました。
会場である笠岡ベイファームのステージ横にはキッチンカー。
屋内には地元の名産物や新鮮な魚介類や野菜が売られていて、笠岡市内はもとより市外から来られるかたも多い日曜日開催ということもあり、笠岡音楽祭2020は多くの人が訪れ、盛況のうちに終了しました。
2021年の笠岡音楽祭はどのようなイベントになるんだろうと、期待の持てる音楽祭に進化していることを、笠岡市民としてもうれしく思います。
