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クリの文具 〜 向島の魅力を発信するフリー情報誌『Sima-sima』編集室でもある文具店

クリの文具 〜 向島の魅力を発信するフリー情報誌『Sima-sima』編集室でもある文具店

知っとこ / 2022.05.29

尾道市街地の南方に位置する向島(むかいしま)は、尾道水道を行き来する渡船(フェリー)に4分〜6分ほど揺られると到着する島です。

尾道渡船で向島側に渡って10分ほど歩いた場所に、おしゃれでかわいい文具のセレクトショップ「クリの文具」があります。

実はここ、文具店でありながら向島の魅力を発信しているフリー情報誌の編集室でもあるんです。

「クリの文具」の店主・栗本綾子(くりもと あやこ)さんは、2014年に誕生したフリー情報誌『Sima-sima(しましま)』の制作発行も一人でこなしています。

文具店のことや『Sima-sima』の制作のこと、さらに島への想いを聞いてきました。

記載されている内容は、2022年5月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。

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日常にちょっとしたときめきをくれるような文具が並ぶセレクトショップ・クリの文具

クリの文具

『Sima-sima』の前に、まずはクリの文具を紹介します。

クリの文具は、小さいころから文房具好きだったという店主の栗本綾子さんがオープンした文具のセレクトショップ。

クリの文具
クリの文具
お店のレジ代わりになっている、遊び心あふれる電卓
お店のレジ代わりになっている、遊び心あふれる電卓

現在は東京・吉祥寺の文具店「36 Sublo サブロ」「水縞」の商品を中心に、クリの文具オリジナルグッズや子どもが使って勉強したくなる文具が並ぶ、文具好きの心をくすぐる空間になっています。

はじまりは自宅の靴箱の上で始めた「小さな文具屋さん」

クリの文具の栗本さん

「文具が大好きで文具屋さんにずっと憧れていました」。

栗本さんにオープンのきっかけを聞くと、やりたいことは、どんな形であれとにかくやってみようと、なんと最初は玄関の靴箱の上にお気に入りの文具を並べた「小さな文具屋さん」だったそうです。

靴箱の上の「小さな文具屋さん」 提供:栗本綾子さん
靴箱の上の「小さな文具屋さん」 提供:栗本綾子さん

家の中での小さなお店だったため、主なお客さんは栗本さんのママ友達や知人だったのだとか。

こうして自宅でひっそりとやっていた小さな文具店を経て2018年5月、実店舗であるクリの文具がついにオープンしました。

クリの文具の栗本さん

もともと義理のおじいさんが建てた3軒の空き物件があり、活用するべくあれこれ模索していた栗本さん。

そんなタイミングで同じ想いが通じる仲間との出会いに恵まれ、この付近に新しい場作りをすることに。

そして空き店舗の1軒は「gnomes『ノームズ』アトリエとキッチン」というレンタルスペースに生まれ変わりました。

電気店だった店舗は、関東からの移住者である内装屋さんに壁と天井をペンキで塗ってもらい、床は電器店だったときのまま。

なんとも味のある空間に、クリの文具が誕生しました。

クリの文具隣にある「gnomes『ノームズ』アトリエとキッチン」。現在は喫茶店「喫茶ニワトコ」が運営するレンタルスペースとして、さまざまなイベントやワークショップの主催者に利用されている
クリの文具隣にある「gnomes『ノームズ』アトリエとキッチン」。現在は喫茶店「喫茶ニワトコ」が運営するレンタルスペースとして、さまざまなイベントやワークショップの主催者に利用されている

道路を挟んだ向かいには、栗本さんと一緒に場作りを進めてきた瀬戸房子(せと ふさこ)さんが主宰する私設図書館「さんさん舎」があります。

ほかにもこの一帯の通りにはここ数年でおしゃれな古着屋や美容室もオープンし、今後のにぎわいに期待が高まりますね。

クリの文具の栗本さん

「この島で出会ったご縁ある人々と一緒に一つひとつ想いやストーリーを積み上げてきました」。

栗本さんはこれまでを振り返り、そう語ります。

向島のワクワクする情報がこれでもかと詰まったフリー情報誌『Sima-sima』

ディスプレイされている『Sima-sima』バックナンバー。希少なvol.1はクリの文具で読むことができる
ディスプレイされている『Sima-sima』バックナンバー。希少なvol.1はクリの文具で読むことができる

『Sima-sima』は「島民による島の情報マガジン」として2014年に創刊した情報誌。

「フリーペーパー」というにはあまりにも充実した24ページの冊子には、島の情報がもりだくさん。

およそ年に1回、11〜12月ごろに発行されており、2022年5月現在はvol.8が最新号です。

vol.8の特集は「創造の島」。向島で活動するクリエイターたちに焦点を当て、取り組みがていねいに紹介されている
vol.8の特集は「創造の島」。向島で活動するクリエイターたちに焦点を当て、取り組みが紹介されている

「しまなみ海道はテレビや雑誌でよく取り上げられるのに、向島はまったく紹介してもらえない。自分たちで発信することはできないか」。

『Sima-sima』を作ることになったきっかけは、向島で自営業を営む知り合いのそんな一言でした。

向島は素敵な場所なのに、地元の人から見た向島は「何もない島」――そんな想いのギャップから、栗本さん自身も向島の魅力を島の人に気づいてもらいたいと考えていたそうです。

『Sima-sima』のことを説明するために創刊号を持っていろんな人に会いに島を奔走したそう
『Sima-sima』創刊にあたり、自ら作ったイメージの冊子を持っていろいろな人に会いに島を奔走したそう

「創刊号ができて配ったところ、『向島が印刷されている冊子なんて見たことがない。うれしい』と大喜びしてくれる人があらわれて、心から作って良かったと思いました」。

そんな『Sima-sima』の制作過程や島への想いについて栗本綾子さんに聞きました。

インタビューを読む

クリの文具(『Sima-sima』編集室)のデータ

クリの文具外観
名前クリの文具(『Sima-sima』編集室)
住所広島県尾道市向東町1013-6
電話番号
駐車場あり
3台
営業時間午後12時〜午後5時
定休日月、金、不定休
支払い方法
  • 現金
ホームページクリの文具(公式Facebook)
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アンドウミク

アンドウミク

2021年2月に東京から移住した尾道在住ライターです。食べることとお酒が大好きで、尾道を中心においしいお店を探して歩きまわる日々。移住者目線を大切に、地域の人が知らなかったような魅力にもフォーカスして発信します。

Sima-simaを作っている栗本さん

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