広島県福山市の福山駅から徒歩約3分のところにあるANCHOR HOTEL FUKUYAMA(以下:アンカーホテル福山)で、令和4年4月17日(日)にANCHOR MARKET(アンカーマーケット)が開かれました。
ANCHOR MARKETの開催は1年ぶり。
前回の開催は令和3年の3月で、約800名の来場者で賑わったそうです。
令和4年4月17日のANCHOR MARKETは20店舗の出店となり、パワーアップして帰ってきました。
多くのお客さんがアンカーホテル福山に立ち寄り、みんな笑顔で買い物をしたりワークショップや体験をしたりと、にぎやかで楽しいマルシェをレポートします。
記載されている内容は、2022年4月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
目次
ANCHOR MARKETは出会いがいっぱいのマルシェイベント
アンカーホテル福山のコンセプトは、ホテルを利用する人と福山の文化をアンカリングする(つないでいく)こと。
ANCHOR MARKETは、福山市を中心とした地域の生産者や飲食業のお店が集まり、地元ならではのものを販売しています。
ワークショップや気軽に体験可能なお店もあるので、小さなお子さんから大人まで、幅広い年代が福山周辺のモノや食べ物に出合い楽しめる空間でしたよ!
さて、どのようなお店があるのでしょうか?
ANCHOR MARKETをのんびり探索
筆者がANCHOR MARKETが開催されるアンカーホテル福山の前に到着したのは、マルシェ開始5分前の午前9時55分。
道を挟んで斜向かいにある福山観光旅行南隣り駐車場には、キッチンカーなどが開店直前ということで慌ただしく準備をしていました。
キッチンカーブースはあとで堪能するとして、まずは横断歩道をわたり、外庭に出店しているお店をのぞきます。
道沿いの外庭にはハンドメイドと野菜
横断歩道をわたるとすぐ左手にハンドメイド作品のお店「刺繍と花とあれこれ 綯う」(@atelier.nau)が、刺繍のアクセサリーやドライフラワーを販売していました。
「刺繍と花とあれこれ 綯う」は、広島県尾道市向東町からの出店。
刺繍のアクセサリーやドライフラワーが並んでいました。
刺繍のアクセサリーは、何層にも重ねた糸が立体感を出しています。
どれもあたたかい作品ばかりです。
店主と「尾道は新しいお店がずいぶんできましたよね〜」などと尾道談義をしたあと、隣のお店へ。
▼隣のお店は、新鮮イタリア野菜の「田尻イタリア野菜シンジケート」です。
目を引く田尻のアサリ。
アンカーホテル福山でも使っているそうです。
▼そして、デストロイヤーという名前のじゃがいも。
『破壊者』という意味のじゃがいもって、なんだかすごそう…。
でも、実は栗のような優しい甘さのじゃがいもなんですね。
▼田尻イタリア野菜シンジケートの隣は、数十種類のハーブや野菜などを育てている農園の「H2Oファーム」(@h2ofarm_)。
おいしそうなお弁当があったので、早速購入しました。
マルシェの鉄則は、「気になったものは、なくなる前に買うべし」です(笑)。
アンカーホテル福山の庭に2匹のヤギが!
H2Oファームで買ったお弁当を片手に玄関に向かう途中で、目に入ってきた「かぶと虫 幼虫2尾800円」の貼り紙。
子どもたちは気になるだろうなあと思いながら顔をあげると…。
ヤギ!
ヤギがいますよ、ホテルの庭に。
それも2匹。
大きなヤギは、隣のブースに顔を出したり木の葉っぱをむしったりと愛嬌を振りまいています。
そばにくっついている黒い子ヤギのかわいい仕草を見ていると、何だかホンワカな気分に。
子どもに大人気だったヤギの餌やり。
ヤギの餌やり体験は、H2Oファームの企画でした。
目の前のヤギに直接餌をあげられる餌やりは大盛況で、子どもたちが並んでいます。
その姿を写真におさめようと、お母さんお父さんは真剣にスマホの画面を見ている姿も微笑ましいですよね。
アンカーホテル福山のベンガラ染め体験
アンカーホテル福山の玄関横では、地球にやさしいベンガラ染め体験をしていました。
ベンガラ染めは、火を使わず少量の水で染められるので、体験にはもってこいです。
ここでも子どもたちが、染料の入ったたらいの中にTシャツをじゃぶじゃぶ。
ベンガラ染め体験の奥には、こどもふくtette(@tette.to)が韓国の子ども服などを販売したり、diporto(@nailroomdiporto)が、ネイルアートで癒やしの空間を作ったりしていました。
アンカーホテル福山の1階は大賑わい
午前11時ごろのアンカーホテル福山1階のようすです。
多くの人で賑わっていました。
アンカーホテル福山1階の「バー&朝食会場」では、チキンサグカレー、アボカドドッグ、チーズケーキ、キャロットケーキなどが売られています。
▼筆者はKUKKA cafe+zakka(@kukka_cafe.zakka)のシフォンサンド、「エスプレッソ×焦がしバナナ」を買いました。
シフォンケーキはフワフワで、コーヒーの良い香りがします。
バナナの甘さのなかにも、少しだけキャラメルソースのほろ苦さがある上品なおいしさでした。
子どもたちが陶芸体験でお皿作り
アンカーホテル福山では、令和3年11月から12月にかけて、デニムアクセサリー作りのワークショップを開催するなど、福山市の伝統技術を使ったワークショップや体験できる場所を提供しています。
ANCHOR MARKETの体験のひとつとして、1階で子どもたちが一生懸命に取り組んでいたのが陶芸です。
陶芸体験をしていたのは、陶工房PolePole(@pole_asp)。
筆者がのぞいたときは、体験していたのが全員子どもたち。
大皿を作るための粘土を伸ばす作業中でした。
こねこねするの、楽しんだろうなあ。
体験系は他にも、スワッグ作り・ロゼット作りがありましたよ。
福山観光旅行南隣り駐車場は食のマルシェが集合
道路を挟んでアンカーホテル福山の向かいにある福山観光旅行南隣り駐車場には、キッチンカーやパン屋さんが並んでいます。
パンとコーヒーとビール
駐車場入り口の右手には、JR福山駅前のあさひベーカリー(@asahi.bakery)のパンが売られています。
どれもこれもおいしそう!
あさひベーカリーを運営しているのは、福山の老舗タクシー会社のアサヒタクシー株式会社なんです。
ANCHOR MARKETが開催された4月17日は、アンカーホテル福山前に、アサヒタクシー株式会社の小型電動自動車グリーンスローモビリティ「グリスロ城町タクシー」が運行していました。
乗車料金は200円!
周遊コースは「福山城周辺エリア〜西町1丁目〜伏見町」です。
▼東珈琲店(@azumacoffeeten)では、アジアのスペシャルティ珈琲豆が売られていました。
インドネシア、ミャンマー、バリ、スマトラなど、コーヒーの香りが広がります。
▼尾道ラーメンと焼餃子、そして台湾ビールを売っていたのは、猿記(@enn_kee)です。
台湾ビール、売れているそうです。
台湾国内で1番売れている台湾金牌ビールを、ANCHOR MARKETで味わえました!
2台のキッチンカー
ANCHOR MARKETには、キッチンカーも来ていましたよ。
▼石窯ピザのFood Truck PolePole(@foodtruckpolepole)。
8種類のあつあつ石窯ピザを楽しめます。
クレープは、La mousson cafe(@la.mousson.cafe )。
数多くのメニューで、どれにしようか迷います。
悩ましい!
おわりに
アンカーホテル福山の1階と外庭、そして福山観光旅行南隣り駐車場には、多くのお客さんがぞくぞくとやってきます。
ANCHOR MARKETには、とくに子どもと若いお母さんやお父さんがたくさん来ていました。
子ども連れで来ても楽しめるANCHOR MARKETは、若い世代と福山周辺の食と文化をアンカリング。
アンカーホテル福山を拠点に福山を存分に楽しみ、福山を知ってもらい、人と人がつながる地域コミュニティのHUB(ハブ)になるためにスタートした「福山ANCHOR PROJECT」のひとつが、ANCHOR MARKETなのでしょう。
ANCHOR MARKETに集まった人々の笑顔を見ているだけで、こちらも笑顔になります。
おいしいものを食べ、日ごろできない体験をし、リラックスをして買い物を楽しむ。
地元の生産者が作ったものの質の高さを感じつつ、気軽に楽しめるマルシェが、ANCHOR MARKETでした。
次回は令和4年の秋を予定しているそう。
「楽しい」がつまったANCHOR MARKETに、秋も来たいと思います。
ANCHOR MARKETのデータ
名前 | ANCHOR MARKET |
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期日 | 令和4年4月17日(日) 午前10時から午後4時まで |
場所 | 広島県福山市城見町1丁目1-10 |
参加費用(税込) | 入場無料 |
ホームページ | ANCHOR HOTEL FUKUYAMA |