お客様の気持ちに寄り添うお店造りを。カフェレストWOOD STOCK 畑山美和(はたやま みわ)さんインタビュー
畑山
そうなんですね、なんだか嬉しいです。カフェレストWOODSTOCKは、建設会社の室田建設株式会社がオーナーなんです。
もともとここは、ログハウスの展示場になるはずだったのですが、地域の法律上展示場としては建築できなかったんです。
そこで、飲食店として見学していただこうと計画が変更し、私たち夫婦にお声かけいただきました。
ログハウスならではの心地よい癒しの空間を体感しながら料理を楽しめるよう、厨房やお店の内装まで、オーナーとお互いに意見を交換しながらお店を造り上げていきました。
畑山
井原市や矢掛町(やかげちょう)に抜ける、ツーリングの通り道なんでしょうね。口コミで増えているみたいです。このあたり、何もないから(笑)。
新型コロナウイルス感染症で一時期はかなりお客さんが減ってしまいましたが、最近(2020年7月現在)は戻りつつあります。近所の常連さんや、土日は家族連れも多く、いろいろな年代のかたに使ってもらえていますね。
このあたりはお年寄りも多いので、電話してもらえれば車椅子での利用もできますし、2階には小さいけど赤ちゃんベッドも用意できます。
畑山
まずは作りたて、出来立てのものを出せるようにしています。うちは一切作り置きはせず、ハンバーグでもフライでもオーダーが入ってから焼き上げています。
温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たく、当たり前のことを当たり前にできるように心がけています。
畑山
お客さんの要望を、あれもこれもと聞いていたら、こんなにメニューが増えてしまったんです。お肉があれば魚も欲しい、コロッケも、グラタンもって(笑)。
せっかく来てくださるのだから、お客さんの気持ちに添えるようにと思っています。
メニューはシェフとお店のスタッフの意見を取り入れながら、季節に合ったものを提供しています。例えば夏なら冷製パスタ、冬はカキフライやグラタンといった感じですね。
畑山
そうですね、やっぱり子育てとの両立が大変でした。子供が小さい頃は泣くのをあやしながら接客もしたり、ギリギリの綱渡りのような毎日でしたね。
土日も営業しているので、運動会や行事なんてほとんど見に行けてないんですよ。ちょっと1時間だけ抜けて…とか、そんな感じでした。
たくさん我慢もさせてしまったと思うんです。でも、そんな親の背中を見て育ってくれたのかな、と。いま子供たちも社会人と大学生になったから言えることですが。
この16年間、家族やスタッフ、お客さんに支えられて続けてこれたんだなぁって、改めて思います。
小学生のころからお店を持つのは夢だったんです。オーナーの室田建設のもとでお店を営業することができ、夢を叶えることはできたけど、それでもやっぱり大変。
だけど今まで頑張ることができたのは、まわりのみんなのおかげですね。
アットホームで優しいお店、カフェレストWOODSTOCK
笠岡の田園風景のなかにある、まるで物語に出てきそうな「カフェレストWOODSTOCK」。
かわいいログハウスのレストランは、家庭的で温かく、何度でも通いたくなる素敵なお店です。
選べるランチは日替わりなので、本当に毎日でも食べに行きたいくらい!
「今度はお友だちとランチに行こう」「子供たちとパフェを食べたいな」「家族でディナーも良いなぁ」と、いろいろなシチュエーションで楽しめそうですね。
ホッと心が和む、アットホームなレストラン「カフェレストWOODSTOCK」。
ぜひ家族やお友だち、みんなで訪れてほしいお店です。