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「FUKUYAMA MONO SHOP」ゼネラルマネージャー戸板さんにインタビュー
地元企業のオリジナル商品を集めたセレクトショップ作り
天満屋 福山店での出店にいたる経緯を教えてください
戸板(敬称略)
もともと、アイネスフクヤマにものづくりの企業が集まるお店があって、私ども山陽染工は、出展者の立場として入っていました。
アイネスフクヤマのお店が、新型コロナウイルス感染症の影響もあり閉じることになりまして。
我々の本業は染色の受託加工で、最近になってクラウドファンディングなどで商品の開発をするようになっていて、商品を駅前に近いところで展開をしていきたいという思いがありました。
その時に天満屋さんからオファーをいただきました。
我々だけじゃなくて、他の同じような思いを持たれている企業さんもたくさんいらっしゃったので、そういう企業のセレクトショップを開きたいなという話で決まりました。
クラウドファンディングは、Webデザイナーも入ってサイト作りもお願いしています。
「FUKUYAMA MONO SHOP」に入っている出展者のかたが、もしクラウドファンディングをしたいという話がでてくれば、我々のノウハウを提供することができるのかなと。
出展だけではなく、アドバイスもやりたいなと思っています。
FUKUYAMA MONO SHOPで販売している商品は、どのようにしてセレクトしているのですか
戸板
最初は、デニム関連で知っていた企業さんやアイネスフクヤマでやっていたお店で知り合いになった企業さんですね。
個人的にクラウドファンディングの経験がある企業さんに声をかけたりもしました。
最近多いのは、「FUKUYAMA MONO SHOP」に入られている企業さんのご紹介ですね。
それ以外には、インターネットなどで探して依頼することもあります。
InstagramやFacebookのオープン○日目と書かれているのは?
戸板
Webデザイナーからのアドバイスです。写真の撮り方も細かく指導していただきました。
〇日目という発信は、100日でやめようかという話をしていたんですけど(笑)
とりあえず今のところは継続しています。
最初はInstagramもWebデザイナーがやってくれてたんですけど、いつまでも頼るわけにもいかないんで、今はスタッフだけで運営しているんです。
ときどきWebデザイナーが見てくれて、細かく指導もらっています。
商品のレイアウトなどで工夫されていることは?
戸板
季節感があるものとそうでないものがあるので、入れ替えのタイミングは特にいつとは決まってはいないです。
クリスマスならクリスマスの商品などシーズンの変わるときに入れ替えます。新作が入ってきたら少しずつ入れ替えたりも。
この箱(上記写真)も、うちのオリジナルで作ってるんです。
すごい便利で、レイアウトするにも使えます。
「FUKUYAMA MONO SHOP」のお店は、全部この箱で作ってるんですよ。
ブースは固定ではなく随時変えています。レイアウトも箱の積み上げかたで変えています。
予定している企画などはありますか?
戸板
「FUKUYAMA MONO SHOP」なので、アイデアとしては男性物を集めた「オトコモノショップ」とか、女性ものを集めた「オンナモノショップ」とかをやろうかと。
「カブリモノショップ」などもですね。「~モノ」とつくものを集めたイベントをやっていきたいなと思っています。
なにぶんコロナ禍でイベントをしづらく、出展者さんもかなり迷いながらやられているのが現状です。
「FUKUYAMA MONO FES」も、出展者さんは最後まで迷って出られているんですけど、やってみてよかったというのがあって。
オリジナルブランドで作ったものを、イベントだけで販売している企業もいらっしゃるんです。
ですが、新型コロナウイルス感染症の影響でイベントが軒並み中止となりました。
「FUKUYAMA MONO FES」で久々に出店できてよかった、という声を多くいただいたんで、よかったなあという思いです。
商品を出すことを目的にしてもらえるお店に
今後の展開として考えていることはありますか?
戸板
今なかなか難しいなと思うんですけど、できるだけ地元ゆかりの商品を入れ替えながら、「地元のかたに知っていただく」というのと、「お土産」ですね。
観光客のかたに向けて「福山市にこんないいものがあるんですよ」というのを、「FUKUYAMA MONO SHOP」の中で見てもらう。
そういうショップを作りたいというのが最初のコンセプトにあったんで。
地元の人のものづくりを見てもらう場と、県外市外のかたがたから福山を知ってもらうという場にしていきたいなと。
この売り場をまず充実させていくのが一番ですね。
ほかには、ワークショップとかを他の場所でもやらないかという話もちょくちょくいただいているので、少しずつ市外に出ていったりとか。
あとは、せっかくなので鞆地区とかにも「FUKUYAMA MONO SHOP」のようなお店を出せたらいいなというのがあります。
地元のかたがたと、一緒にお店作りができるといいなと思います。
地元の人がここに出せてよかったと思えるような、お店のブランド力をどんどん磨いていきたいなと思ってるんです。
提案を受けた商品を全部出せているわけではなくて、ある程度ピックアップさせていただいてるんです。
個人でものづくりをされているかたも含めて、「FUKUYAMA MONO SHOP」に商品を出すことを目的にしてもらえたらいいなと思っています。
おわりに
多くの企業の商品を扱っているFUKUYAMA MONO SHOP。
地元企業のものづくりの幅の広さを多くの人に知ってもらいたい、そんな熱意が伝わります。
オリジナリティあふれる商品ラインナップは、こんなものも地元で作っているのかと驚くばかり。
福山市をはじめとした地元企業のオリジナル商品を一度に見て回れるので、お土産にはもちろん、地元の人にもおすすめのショップです。
FUKUYAMA MONO SHOPのデータ
名前 | FUKUYAMA MONO SHOP |
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住所 | 広島県福山市元町1-1 天満屋 福山店5F |
電話番号 | 084-927-2570 |
駐車場 | あり |
営業時間 | 午前10時~午後7時 |
定休日 | なし |
支払い方法 |
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ホームページ | FUKUYAMA MONO SHOP |