2010年代後半から、全国的にフルーツサンドイッチ(フルーツサンド)の人気が高まりました。
フルーツサンドとは、クリームとカットした果物を挟んだサンドイッチのことです。
四季折々の旬の果物が楽しめるのもフルーツサンドの魅力。
加えて、断面の美しさなども注目されています。
実は、そんなフルーツサンドの人気店が福山市にあるのです。
それが「元町フルーツ」。
2020年に天満屋 福山店の地下でオープンし、2022年3月に市内北部・神辺町に移転しました。
元町フルーツは新鮮で高級な果物を使い、地元の老舗のパンを使うなど、こだわりがたくさん。
しかも西日本各地のショッピングセンターなどで出張販売もしている、人気の店なのです。
元町フルーツのこだわりや人気の秘密について探ってみました。
記載されている内容は、2022年5月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
目次
元町フルーツのデータ
名前 | 元町フルーツ |
---|---|
住所 | 広島県福山市神辺町川北1533 フレスポ神辺モール (啓文社コア神辺店1階) |
電話番号 | 070-9000-9596 |
駐車場 | あり フレスポモール共用駐車場 |
営業時間 | 午前10時〜午後6時 ※売り切れ次第終了 |
定休日 | 12月31日 翌1月1日 |
支払い方法 |
|
予約の可否 | 可 |
座席 | |
タバコ | 完全禁煙(屋外に喫煙スペースあり) |
トイレ | 洋式トイレ |
子育て | ベビーカーの入店可能 |
バリアフリー | 車椅子での入店可能 トイレは車椅子対応 |
ホームページ | 元町フルーツ 公式Instagram |
元町フルーツがあるのは、神辺町川北のオープン型ショッピングモール「フレスポ神辺モール」の中です。
モール内にある書店「啓文社 コア神辺店」の一角にあります。
啓文社の外観に、黄色地に大きな文字で店名が書かれているのが目印です。
啓文社の入口をくぐってすぐ左手、2階への階段の左脇に元町フルーツがあります。
なおフレスポ神辺モールに行くには、国道182号線の「神辺西中学校西」交差点を西方向へ曲がってください。
曲がって約100メートル進み、道路の南側(進行方向左側)にフレスポ神辺モールの入口があります。
道路の北側に、ハローズがあるのが目印です。
フレスポ神辺モールの敷地に入り、手前にかっぱ寿司があり、その南隣に啓文社があります。
駐車場はモール内共用です。
ちなみに、公共交通機関で向かう場合は井笠バスの「福山~国道~福山市民病院~中国中央病院線」の「深安消防署前」バス停が最寄りになります。
ただし、運行便数は少ないので注意していください。
またはJR福塩線の道上駅より、南東方向へ約1.5キロメートルです。
元町フルーツは神辺町にあるフルーツサンド店
元町フルーツは、フルーツサンドの専門店です。
福山市北部・神辺町にあるショッピングモール「フレスポ神辺モール」内、書店の「啓文社 コア神辺店」の1階にあります。
元町フルーツは2020年(令和2年)、福山市中心部・天満屋 福山店の中にオープンしました。
その後2022年(令和4年)3月に、現在地へ移転しています。
また元町フルーツは移動販売・出張販売もしており、人気です。
西日本のショッピングセンター・スーパーマーケットを中心に、精力的に出店中。
出店情報は、元町フルーツの公式Instagramで確認できますので、要チェックです。
元町フルーツは、見るだけ・写真を撮るだけでも大歓迎!
気になったら、遠慮なくショーケースのフルーツサンドを見てみてください。
元町フルーツのフルーツサンド
2022年(令和4年)4月時点の情報。価格は消費税込。果物の時価相場に合わせて価格が変動する可能性あり
元町フルーツのフルーツサンドは、断面がとても美しいのが特徴です。
ショーケースから見えるフルーツサンドは、カラフルでとても華やか。
果物のみずみずしさと鮮やかな色が印象的です。
「いちご」「みかん」「みかん花」「ミックスサンド」など、通年で販売される種類もあります。
いっぽうで時季ごとに旬の果物がフルーツサンドで楽しめるのも、元町フルーツの大きな魅力です。
取材時は4月中旬でしたが、「あまおう」や「ゴールドキウイ」「メロン」などが旬のフルーツサンドとして登場していました。
しかも元町フルーツで使っている果物は、福山の青果市場で毎朝入荷した最高の果物を使っています。
そのため果物がとてもみずみずしく、フレッシュな風味が味わえるのです。
当日入荷してフルーツサンドに使っている果物は、店頭に掲示されています。
産地まで説明されているので、安心。
またフルーツサンドに使っているパンは、神辺町の老舗パン屋「おきな堂」のものです。
なお各種フルーツサンドの価格は、果物の時価相場に合わせて変動することがあります。
ちなみに取材時の2022年4月には、新商品も登場しました。
新商品「スマイルパン」は、2つのフルーツサンドを買って組み合わせると、子供に人気の某漫画の主人公に似た顔ができるアイデア商品です。
「ミニサンド」は、フルーツサンドが食べやすいミニサイズにカットされ、数種類がパックされています。
さらに、元町フルーツの店頭には「パンの耳募金」が設置されています。
パンの耳募金とは、フルーツサンド製造上で不要となったパンの耳をお客が持ち帰る代わりに、募金をしてもらうというシステムです。
募金額は、任意で構いません。
募金額が一定額貯まると、社会福祉協議会に寄付されます。
元町フルーツでは過去に何度も、パンの耳募金を社会福祉協議会に寄付しました。
おすすめ・人気のフルーツサンドを紹介
2022年(令和4年)4月時点の情報。価格は消費税込。果物の時価相場に合わせて価格が変動する可能性あり
元町フルーツでは通年商品・時季限定商品を含め、非常にたくさんのフルーツサンドを販売しています。
そのなかからおすすめの商品、人気の商品を紹介しましょう。
「いちご」はハート型のイチゴがならんだ定番サンド
数あるフルーツサンドのなかでも、おすすめの代表的な商品が「いちご」(取材時 648円)です。
ハート型にカットされた愛くるしいイチゴが、縦に3個並んでいます。
かわいいもの好きなひとは、つい手に取ってしまいそうな、かわいらしいビジュアルです。
取材時に使っていたイチゴは、宮崎県産「さがほのか」という品種。
包装フィルムをはがした瞬間、ほんのりとさわやかで甘酸っぱいイチゴの匂いがしてきました。
断面からみずみずしさが伝わってきて、白い身と赤い表面のコントラストがとても美しいです。
温室栽培のイチゴを使っているので、「いちご」は通年商品です。
露地栽培のイチゴが手に入る春の時季は、露地もののイチゴに切り替わります。
神辺の老舗パン屋でつくられているというパンは、フワッと軽やかな食感で、シットリとしています。
ホイップクリームのなめらかな舌触り。
甘さは控えめで、主役のイチゴを引き立てます。
パンのフワフワ感とクリームのなめらかな舌触り、控えめのほのかな甘味に、イチゴの果汁感と甘酸っぱい風味がバランスよく楽しめました。
断面側だけでなく、奥側のクリーム内にもカットイチゴが入っており、食べごたえがあります。
「みかん花」はミカン・キウイ・イチゴで花を表現したかわいらしいサンド
「いちご」と並んで人気の商品が「みかん花」(取材時 843円)です。
名前のとおり、ミカンで花を表現したフルーツサンドです。
子供はとても喜びそうな、かわいい見た目だと思います。
大人でも手土産でもらったりしたら、喜ばれるのではないでしょうか。
包装フィルムをはずしたら、ミカンの甘いさわやかな香りがしてきました。
取材時に使われているミカンは、徳島県産「生比奈(いくひな)みかん」でした。
ミカンは、とてもみずみずしさが感じられる断面です。
ミカンを食べると、とても甘くみずみずしくておいしいミカンでした。
花の茎の部分はキウイフルーツ、葉の部分はイチゴで表現されています。
取材時のキウイはニュージーランド産、イチゴは宮崎県産「さがほのか」です。
ミカンなどは温室栽培のものなので、「みかん花」は通年商品です。
露地栽培のミカンが手に入る冬には、露地もののミカンを使います。
ミカン半玉を挟んでいるので、みかん花のフルーツサンドは厚みがあります。
ホイップクリームもタップリと入っていました。
みかん花はショーケースに並んでいるなかでも、一番目に留まるかわいらしいフルーツサンドだと思います。
「フルーツもりだくサンド」は数種類のフルーツを盛り込んだお得でボリューミーなサンド
「フルーツもりだくサンド」(取材時 845円)は、名前のとおりたくさんの果物を使ったボリュームあるフルーツサンドです。
赤・緑・橙・白と、いろとりどりの鮮やかな見た目も印象に残ります。
使っている果物は、イチゴ・キウイフルーツ・オレンジです。
イチゴは「いちご」と同じくハート型にカットされたもので、取材時は宮崎産「さがほのか」。
キウイはニュージーランド産、オレンジはアメリカ産です。
キウイは2つ入っていました。
しかも、フルーツもりだくサンドは片側横面にもたくさんの果物が貼り付いているんです!
フルーツもりだくサンドも、たくさんの果物が入っているので厚みがあります。
フルーツもりだくサンドは、通年商品となります。
一度にたくさんの果物を楽しみたいかたにおすすめです!
それぞれの果物みずみずしさや甘酸っぱさが複雑に絡み合い、クリームの淡泊な甘さがそれをまとめ、食べごたえのあるフルーツサンドでした。
「あまおう」は春限定・福岡名産のイチゴを使用
元町フルーツでは通年商品以外に、時季ごとの旬の商品もあります。
取材時の4月中旬にはイチゴの人気品種「あまおう」(取材時 996円)がありました。
あまおうは、イチゴの名産地・福岡県で生まれたイチゴの品種です。
もちろん元町フルーツのあまおうは、福岡県産のものを使っています!
包装フィルムを開けると、とても甘い匂いがしてきます。
この甘い匂いだけで満足してしまいそうなほど、非常に甘い匂いでした。
あまおうは、赤身が濃いのが印象的です。
ほかのイチゴは中心部が白いですが、あまおうは内側まで赤みがかっています。
あまおうの実はとても柔らかく、非常にみずみずしくて果汁がタップリでした。
味は、甘味が強めで酸味は控えめです。
甘さ控えめのクリームと、相性抜群。
食べるのがもったいなく思うほど、色鮮やかで美しい元町フルーツのフルーツサンド。
そんな元町フルーツを運営する福山うみしま観光 株式会社の代表・丹下工(たんげ たくみ)さんにインタビューをしました。
元町フルーツのデータ
名前 | 元町フルーツ |
---|---|
住所 | 広島県福山市神辺町川北1533 フレスポ神辺モール (啓文社コア神辺店1階) |
電話番号 | 070-9000-9596 |
駐車場 | あり フレスポモール共用駐車場 |
営業時間 | 午前10時〜午後6時 ※売り切れ次第終了 |
定休日 | 12月31日 翌1月1日 |
支払い方法 |
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予約の可否 | 可 |
座席 | |
タバコ | 完全禁煙(屋外に喫煙スペースあり) |
トイレ | 洋式トイレ |
子育て | ベビーカーの入店可能 |
バリアフリー | 車椅子での入店可能 トイレは車椅子対応 |
ホームページ | 元町フルーツ 公式Instagram |