尾道レコード店長の薄田真樹さんにインタビュー
尾道レコード店長、薄田真樹さんにお話しを聞きました。
薄田
尾道に住んでいて、なじみの土地だったからです。
また、大阪や京都にはアナログレコードの専門店はたくさんあるけど、尾道にはないので自分でやってみようと思いました。
尾道駅からアクセスもいい場所が見つかったのも、きっかけです。
薄田
自分の好きな音楽を扱うことですね。
オノレコはDJの人が買う音源をそろえるのではなく、普通の音楽ファンに向けたお店という感じです。
中古だけではなく新譜の予約を受付しているのも、少しでも音楽への間口を広げられたらという考えから。
オノレコでいろいろな音楽を聴いてもらって、また帰ってきてもらえる「音楽の故郷」みたいな場所になれたら嬉しいです。
薄田
男女比で言うと、7:3で男性が多いです。でも、若い女性のお客さんもいらっしゃいますよ。
年代では、20代でレコードに興味を持って買いに来る人がいる反面、30代は他と比較して少ない感じですね。
薄田
30代はちょうどレコードからCDへ切り替わるくらいの世代のかたですね。
昔からレコードになじんでいる世代と若い世代の人は来るので、30代は隙間世代のような感じになっています。
薄田
ヴァン・モリソンとウィルコ・ジョンソンが好きです。そういう意味ではお店のイチオシを上げるとすれば、ヴァン・モリソンになるかな。
薄田
洋楽と邦楽は9:1くらいの在庫のバランスで、売り上げもだいたい同じです。
邦楽は海外でも人気の「シティポップ」と「はっぴいえんど系」がよく売れています。
洋楽はビートルズやクイーン(Queen)など不動の存在のほか、ジャズやR&B、ブルースもありますよ。気になるものがあったら気軽に聞いてください。
薄田
緊急事態宣言が出て以降、4月はほぼ半減というイメージで、特に県外からいらっしゃるお客さんがゼロになりました。
宣言解除後、県内からのお客さんについては5月くらいから戻り始めて、7月くらいには通常通りになった感じです。
薄田
音楽の力で尾道を盛り上げていきたいと思っています。
おわりに
尾道レコードは尾道駅から近く、観光の合間にも立ち寄れるため、尾道を訪れた音楽ファンにはぜひ行っみてほしいお店です。
店長の薄田さんが言われるように、新しい音楽との出会いを楽しむことができますよ。
初心者でも気軽に質問ができるのも嬉しいポイント。
時間があるときに、ゆったりとLPサイズのジャケットを見ながら音楽を聴くことは、とてもぜいたくな時間の使い方かと思います。
昔好きだった音楽を探してみるのもよし、まったく新しい音楽を探すのもよし。
ステキなレコードとの出会いが待っているかもしれません。
尾道レコードのデータ
名前 | 尾道レコード |
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住所 | 広島県尾道市三軒家町3-26三軒家アパートメント西棟101 |
電話番号 | 080-9795-8720 |
駐車場 | なし |
営業時間 | 午前11時~午後7時 |
定休日 | 木 祝日の場合は営業(振り替えなし) |
支払い方法 |
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ホームページ | 尾道レコード |