せ・とーち ～ 笠岡諸島の高島にある、瀬戸内海を見渡す一棟貸切ペンション

開放的な気分になれる、島旅。

人の少ない自然豊かなのどかな島で、ゆっくりと滞在できたら素敵だと思いませんか？

笠岡諸島の高島にある「せ・とーち」は、定員27名の広い一棟貸切ペンションです。
部屋からも庭からも、瀬戸内海を見渡せます。

宿から徒歩5分のビーチは、ほぼ「プライベートビーチ状態」。

離島の持つ社会課題への意識を持ちながら、よりよい宿のあり方を模索している「せ・とーち」を紹介しましょう。

道順を確認

高島の特徴

「せ・とーち」は岡山県南西部にある笠岡市の離島・高島にあります。

高島は笠岡港から船に乗って約25分。笠岡諸島の最北端に位置します。

島の周囲は5.9キロメートル。

フェリーは停泊しないため、車で島に渡ることはできません。
住民は約50人ですが、せ・とーちスタッフの体感としてはもっと少ないそう。

車が走っていなくて、とってものんびりできます！

あまり人がいない場所でゆっくり過ごせるって、最高の贅沢(ぜいたく)ではないでしょうか。

もしかしたら、島ねこに会えるかもしれません。

定期船で島に向かう約25分間も、良いものです。
風を切りながら、視界がどんどん広がり瀬戸内海の景色が見えてきて、旅情をかきたてられました。

「せ・とーち」は広い一棟貸切ペンション

「せ・とーち」は定員27名の、広い一棟貸切ペンションです。
2020年4月にオープンしました。

たとえば以下のようなときに、とっても便利です。

• 複数の家族で
• 親子孫 3世代で
• サークルやゼミの合宿
• 研修会などのイベント

建物だけでなく、庭も広々！

子供連れには特におすすめです。

民家からも少し離れていて、庭を走り回っても、少々賑やかにしても、周囲の目が気になりません。

子供が退屈しないように絵本コーナーも設けられています。

利用料金は、基本料金＋人数割料金＋オプションです。

基本料金

利用日	価格(税別)
ウィークデー(日〜木曜日)	50,000円/泊
ホリデー(金土、祝前日、GW、夏休み等)	70,000円/泊

人数割料金

利用者	価格(税別)
大人	1,000円/人泊
小学生	500円/人泊
未就学児	無料

2020年9月末まで、40%OFFの「ファミリー貸切プラン」もあるそうですよ。

自然に囲まれた場所

取材時、港から「せ・とーち」に向かう道には、金柑の実やヤマモモが実り、紫陽花がたくさん咲き、蝶が舞っていました。

高島は少し歩くだけで、自然の豊かさを感じられる島。

そして「せ・とーち」から歩いて5分ほどで、ビーチに着きます。

ビーチは季節によっては遊泳OK。
人がいることは少ないため、「ほぼプライベートビーチ状態」といえるでしょう。

ビーチは禁漁区ですが、徒歩10分ほどの港付近では釣りも可能です。

笠岡の食材で調理を楽しめる

笠岡市には、笠岡の海産物・笠岡牛・パプリカなど、魅力的な食材がいくつもあります。
しかしこれまで、笠岡市内で「意識して笠岡の食材を食べられる」お店はほとんどありませんでした。

せ・とーちは、笠岡のいろいろな食材を活用した食事を提案しています。

高島には店がないため、島内で食材を買ったり外食したりすることはできません。

せ・とーちでは、食材セットとレシピを提供して、調理をゲストが実施する形式をとっています。

2020年8月現在は、以下のものを含む10種類の食材セット、クラフトビールを含むドリンクやお米が揃っています。

• 合宿カレーセット　300円/1名
• 旬の魚介ペスカトーレ　500円/1名
• バーベキューセット　2,200円/1名
• 和風朝食　300円/1名

事前に注文しておけば、当日は食べものを持たずに島に来られます。
注文または数量の変更は、宿泊の7日前まで可能です。

今後も、シェフの協力のもとレシピを開発していく予定だそう。
笠岡の食材に合わせたプロのレシピ、楽しみです。

調理器具や食器もたっぷりあります。

非日常空間でわいわいと調理を楽しみ、笠岡の食材を満喫しましょう。

設備を紹介

部屋などの設備を紹介しましょう。

個室は以下の6室があります。

階	タイプ	広さ	定員
1階	和室	10畳	6名
2階	洋室	6畳	2名
2階	和室	8畳・バルコニー付	5名
2階	和室	8畳	5名
2階	和室	10畳	6名
2階	和室	6畳	3名

6室のうち5室は、南向きのオーシャンビュー。

瀬戸内海の多島美を堪能できます。

ダイニングホールは、ひのきのフローリングです。

Bluetoothのスピーカーもあります。

飾ってある植物は、スタッフの水口(みずぐち)さんのセンスによるもの。

どこか不思議なものもあり、おおらかさがあり、島の雰囲気に合っていると感じました。

大広間は17.5帖の広さ。

窓の外に広がる瀬戸内海の景色を見ながら、みんなで集まって話したり、食事をしたり。
ゆったりと過ごせるのではないでしょうか。

キッチンも広く、大人数で調理可能です。

背の低い子供用のキッチン台や、子供用包丁もあります。

普通のお風呂もありますが、筆者のおすすめは、オプションの岩風呂！

立派ですよね。

要事前予約で、オプション価格10,000円(税別)で利用可能。
男湯と女湯に分かれています。

景色がとてもよいので、明るい日中に入ってはいかがでしょう？

洗濯機も使えます。

広い庭も魅力のひとつ。

庭では、海を見ながらBBQができます。

BBQハウスは屋根付き。
オプションで炭を購入可能で、島外から道具を持ち込む必要はありません。

素敵なものがたくさんある「せ・とーち」。

そんな「せ・とーち」を運営する、合同会社離島倶楽部の共同代表・藤井裕也(ふじい ひろや)さん、共同代表・能登大次(のと ひろつぐ)さん、スタッフの水口なみ(みずぐち なみ)さんに話を聞きました。

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