麺類はサササッと食べられるので、気軽に外食をしたいときに助かりますよね。
福山で麺類を提供する飲食店は、ラーメン店やうどん店の多い印象がありませんか。
しかし忘れてはならない麺類があります。
それは、そば(蕎麦)です。
2024年(令和6年)、福山市に新たなそば店が登場しました。
「そば処 弥七(以下、「弥七」と記載)」です。
弥七(やしち)は、長年にわたり福山でラーメンを提供してきた店の姉妹店。
ラーメン店で培ったノウハウが、どのようにそば店に生かされているのでしょうか。
そば処 弥七の魅力やこだわりについて、深掘りをしていきます。
記載されている内容は、2024年11月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
目次
そば処 弥七のデータ
名前 | そば処 弥七 |
---|---|
住所 | 広島県福山市 多治米町一丁目16-20 |
電話番号 | 084-999-5153 |
駐車場 | あり 施設内の他店舗と共用 |
営業時間 | 午前11時〜午後8時(ラストオーダー 午後7時45分) |
定休日 | 水 祝日のときは営業し、翌日休業 |
支払い方法 |
|
予約の可否 | 不可 |
座席 | 全22席 ・カウンター:12脚 ・4人がけテーブル席:5卓 |
タバコ | 完全禁煙 |
トイレ | 洋式トイレ |
子育て | ベビーカーの入店可能 子供用食器あり |
バリアフリー | 車椅子での入店可能 |
そば処 弥七は福山市多治米町一丁目にあります。
「多治米モール」のすぐ西側です。
「多治米町一丁目(東)」交差点を南に曲がって、約120mのところ。
また「多治米町四丁目(南)」交差点から北に約700m、「沖側橋北詰」交差点からは北に約200mの場所です。
道路の西側に、複数のテナントが入居する建物があり、この中に弥七があります。
弥七は、焼肉・精肉店「精肉直売所にくよし多治米店」の隣のテナントです。
敷地内の駐車場は共用なので、どこに駐車しても構いません。
人気ラーメン店「満麺亭」の姉妹店・弥七
弥七は福山市多治米町一丁目にあるそば専門店です。
運営するのはラーメン店「満麺亭」と同じ有限会社 満麺カンパニー。
20年以上にわたり福山でラーメンを提供してきた満麺亭が、そばという新たなジャンルに挑戦。
ラーメン店で培ったノウハウがそばでどのように生かされているのか、期待がふくらみます。
弥七があるのは鶏から揚げ店「日鶏ひとり」やスーパーマーケット・ホームセンター・スポーツ施設などがあるショッピングモール「多治米モール」の西側にある建造物の中です。
建物には、焼肉・精肉店や美容サロンなど複数の店舗が入居しています。
駐車場が共用で広々としているのは、うれしいポイントです。
店内は明るく清潔感ある印象。
テーブル席とカウンター席があります。
弥七のメニュー
2024年(令和6年)10月時点の情報
弥七の看板メニューは「つけそば」という種類のそばです。
つけそばは「肉つけそば」「鶏天つけそば」「鴨つけそば」の3種があります。
3種ともつけ汁に冷たいそばを浸して食べるスタイルです。
肉つけそばと鶏天つけそばは、つけ汁の温・冷が選択可能。
鴨そばは、温のみの提供です。
つけそばは、途中で卓上のラー油をつけ汁に垂らし、ピリ辛風味に変化させて楽しむのが、弥七のおすすめだそう。
このほかに「かけそば」「ざるそば」など、定番のそばもラインナップ。
さらに時季限定メニューも登場します。
いずれのそばも並盛は1玉で、追加料金により1.5玉・2玉・3玉と増量可。
ごはんもの・天盛りといったサイドメニューも人気です。
ごはんものは「あんかけカツ丼」「天丼」「かきあげ丼」などがあります。
またそばと丼ものの小サイズのセットも。
丼ものは小サイズでもボリューム満点です。
そば湯がほしい場合は、スタッフへ申し出てください。
人気・おすすめのメニューの紹介
弥七のメニューから、人気のもの・おすすめのものを紹介しましょう。
肉つけそば(冷)
「肉つけそば」は弥七の代表的なメニューで、一番人気です。
つけ汁は温かいものと冷たいものが選べます。
取材時は冷たいつけ汁で、麺の量は並(1玉)にしました。
そばとつけ汁は別々に盛りつけられて出てきます。
そばの上には肉つけそばの特徴である、牛肉のしぐれ煮が載っています。
牛肉のほかに刻みネギと刻み海苔が載っており、肉・ネギ・海苔もたっぷりの量で、そばが隠れて見えないほど。
冷たいつけ汁は、黒っぽい濃い茶色です。
ひんやりとしていて、塩味が強めの甘辛味です。
そばを浸してすすり上げると、濃いめのつけ汁とほんのりと感じるそばの風味が一体となり、心地良いおいしさ。
そばはコシがあり、ツルツルッと喉越しも良好です。
牛肉のしぐれ煮は甘辛い味付けがしっかりと染みており、噛みしめるごとに肉のうまみや甘さと味付けが染み出てきます。
そのままでもおいしいですが、つけ汁に浸したそばと一緒に食べるのもおいしいです。
牛肉をつけ汁に浸して食べると、また違った味わいに。
つけ汁に卓上のラー油を数滴、お好みの量だけ垂らしてみてください。
ピリ辛そばに早変わりし、一食で二種の味が楽しめるのでおすすめです。
ぜひ、お試しあれ!
つけ汁にラー油を好みの量入れてみました。
するとラー油のピリ辛さとコッテリ感が、つけ汁の甘辛い味と見事に調和。
ここにそばや牛肉を浸してみると、コクとピリ辛感が広がる新しい味わいになったのです。
鶏天つけそば(温)
「鶏天つけそば」も肉つけそばに並ぶ人気のメニューです。
名前のとおり、鶏天(鶏ムネ肉の天婦羅)とともに楽しむつけそば。
そばやつけ汁、刻みネギ・刻み海苔などは、肉つけそばと同じです。
取材では、つけ汁は温かいもの、量は並(1玉)を選択しました。
そばの上には、非常に大きな鶏天が二つも載っています。
鶏天のほかに刻みネギと刻み海苔も載っていて、鶏天やネギ・海苔で下のそばがほとんど見えません。
温かいつけ汁は濃いめの茶色をしており、冷たいつけ汁よりもやや赤みがかっているのが特徴的です。
色だけでなく味わいにも違いがあって、温かいつけ汁は冷たいつけ汁よりもダシの風味が強め。
そばを浸してすすると、甘辛い味わいとともに口の中に出しの風味が、そばのやさしい風味とともに広がっていきます。
鶏天は、当店自慢の味わいです!
衣の食感や香ばしさ、鶏ムネ肉の柔らかさ・ジューシー感にこだわりました。
大きな鶏天は、衣はサクサクッと軽やかな食感で香ばしさが広がります。
中の鶏の身はジューシーでふんわり柔らか。
さらに、鶏天をつけ汁に浸して食べてもおいしいです。
温かいつけ汁も、途中でラー油を数滴垂らすのがおすすめ。
冷たいつけ汁とは少し違った味わいのピリ辛そばになります。
鴨つけそば
「鴨つけそば」は鴨肉が入ったつけそばです。
つけ汁は温かいもののみで、肉・鶏天つけそばとは違った味わいのつけ汁です。
そばや刻みネギ・刻み海苔は肉・鶏天つけそばと同じもの。
鴨つけそばのつけ汁には、白髪ネギやミツバが入っているのが特徴。
そして、もちろんメイン具材となる鴨肉も入っています。
鴨つけそばのつけ汁はやや赤みがかった濃い茶色をしています。
鴨つけそばは、通向けのメニュー。
一定のファンがいて、安定した人気があります。
つけ汁の味わいはダシの風味に鴨肉の甘味やうまみが染み出しており、さらに甘辛い味わいです。
鴨肉はムッチリとしていて赤身部分はうまみがあり、脂身部分はプニッとしていて甘味があります。
鴨肉とつけ汁の味わいが合います。
もちろんつけ汁とそばの相性もバッチリで、大変おいしいです。
鴨つけそばのつけ汁にも、途中でラー油を垂らして味を変えてみてください。
また七味トウガラシを入れてもおいしいです。
あんかけカツ丼
「あんかけカツ丼」は弥七ならではのメニュー。
写真はセットメニューに付く小サイズですが、弥七の丼ものは小でもなかなか量が多いです。
あんかけカツ丼は玉子でとじたり、ソースをかけたりするカツ丼とは一線を画す、ややめずらしいスタイルのカツ丼。
提供を早くできる丼ものメニューはないかと考えた末、たどり着いたのが「あんかけ」スタイルのカツ丼です。
トンカツの豚肉は、三元豚(さんげんとん)を使っています!
ごはんの上に短冊状にカットしたトンカツを並べ、上から「あん」をタップリとかけています。
なかなか見ないスタイルではないでしょうか。
あんの中にはタマネギや玉子も入っていて、上から刻みネギと刻み海苔がかかっています。
トロトロッとした粘りのあるあんの舌触りと熱々加減、あんの甘辛い味わいが、ごはんや厚みがあるトンカツを包み込んで、独特のおいしさを味わえました。
幅広い世代が訪れ、気軽にそばが楽しめる店・そば処 弥七。
店長の山根将太郎(やまね しょうたろう)さんに話を聞きました。
そば処 弥七のデータ
名前 | そば処 弥七 |
---|---|
住所 | 広島県福山市 多治米町一丁目16-20 |
電話番号 | 084-999-5153 |
駐車場 | あり 施設内の他店舗と共用 |
営業時間 | 午前11時〜午後8時(ラストオーダー 午後7時45分) |
定休日 | 水 祝日のときは営業し、翌日休業 |
支払い方法 |
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予約の可否 | 不可 |
座席 | 全22席 ・カウンター:12脚 ・4人がけテーブル席:5卓 |
タバコ | 完全禁煙 |
トイレ | 洋式トイレ |
子育て | ベビーカーの入店可能 子供用食器あり |
バリアフリー | 車椅子での入店可能 |